新体系化学工学<br> 機能材料プロセス工学

新体系化学工学
機能材料プロセス工学

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  • サイズ A5判/ページ数 226p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784274129865
  • NDC分類 571
  • Cコード C3043

出版社内容情報

【セールスポイント】
物質を高機能・高性能材料にするための基礎知識が学べる

【発刊の目的と内容】
「新体系化学工学」シリーズは、新しい時代の化学工学体系の確立を目指し、これから活躍する化学技術者・研究者の育成に役立つことを目的とし刊行した。本書は、機能材料の種類と新しい定義、材料プロセスの目的、材料形成の基礎、流れと物質の移動などの基礎過程について、基本的な概念をわかりやすく解説した。

【購読対象者】
化学工学・工業化学・応用化学および関連諸学科の学生から、この分野に従事する技術者・研究者の方々

【詳細目次】
1章 機能材料の定義と種類♂1・1 機能材料と構造用材料♂1・2 機能発現のメカニズム♂演習問題♂参考文献♂2章 機能材料プロセスの目的♂2・1 機能と生産性♂2・2 物質の構造・形状と機能♂2・3 プロセスと生産性♂演習問題♂3章 材料形成のための物理化学♂3・1 原子から分子へ♂3・2 分子間相互作用-分子から集合体へ-♂3・3 エネルギーレベル、結合の強さ♂3・4 物質のマクロ構造-物質から機能材料へ-♂3・5 半導体♂3・6 熱力学♂演習問題♂参考文献♂4章 流れ♂4・1 材料形成と流れ♂4・2 気体、液体、固体中の分子の運動♂4・3 円管内の流れ-層流、クヌーセン流、乱流-♂4・4 スピンコーティング-流れの一般的な解析法とその適用例-♂4・5 分子流♂演習問題♂5章 物質移動―拡散と泳動-♂5・1 物質移動の機構♂5・2 プラグ流と完全混合流♂5・3 液相♂5・4 固体中の拡散♂5・5 表面の拡散♂5・6 泳動♂5・7 蒸発、付着♂演習問題♂6章 エネルギーの移動♂6・1 熱移動(伝導、対流、放射)♂6・2 プラズマ-電気エネルギーの気体への投入によるイオン化-♂6・3 光♂演習問題♂7章 反応と動力学♂7・1 速度論♂7・2 重合反応♂7・3 プラズマ重合♂7・4 CVD(化学気相成長法、化学気相蒸着法)♂演習問題♂参考文献♂8章 界面♂8・1 界面の状態と性質♂8・2 界面の熱力学と吸着式♂8・3 固体表面上への吸着♂8・4 水面展開膜♂8・5 機能材料と界面♂8・6 表面のキャラクタリゼーション♂演習問題♂参考文献♂9章 構造発生機構-核生成・スピノーダル分解-♂9・1 構造発生のメカニズム(核発生・成長とスピノーダル分解)♂9・2 スピノーダル分解-濃度ゆらぎの発達-♂9・3 核生成♂演習問題♂参考文献♂10章 複合過程-化学反応と移動過程-♂10・1 反応と拡散♂10・2 重合結晶化♂演習問題♂参考文献♂11章 シミュレーション―繊維分散系の繊維配向を例に―♂11・1 繊維配向モデル♂11・2 繊維配向のシミュレーション♂演習問題♂参考文献♂演習問題略解♂索引

内容説明

新しい見方・考え方をわかりやすく解く。〈新体系化学工学〉は、学問、技術、産業の新しい流れに沿うよう従来の化学工学を全面的に見直し、内容構成をした新機軸の教科書、参考書です。本書は、新しい分野である高機能・高性能材料つまり機能性材料の基礎過程について基本的な概念を把握することを目的としたテキストです。

目次

1章 機能材料の定義と種類
2章 機能材料プロセスの目的
3章 材料形成のための物理化学
4章 流れ
5章 物質移動―拡散と泳動
6章 エネルギーの移動
7章 反応と動力学
8章 界面
9章 構造発生機構―核生成・スピノーダル分解
10章 複合過程―化学反応と移動過程
11章 シミュレーション―繊維分散系の繊維配向を例に

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