出版社内容情報
【セールスポイント】
コンピュータを有力なツールとして、化学工学を学ぶ
【発刊の目的と内容】
「新体系化学工学」シリーズは、新しい時代の化学工学体系の確立を目指し、これから活躍する化学技術者・研究者の育成に役立つことを目的とし刊行した。本書は、計算機による物質の状態の換算、物質の設計、化学反応経路の提案、反応速度の推算などを中心に、やさしく解説した。
【購読対象者】
化学工学・工業化学・応用化学および関連諸学科の学生から、この分野に従事する技術者・研究者の方々
【詳細目次】
1章 序論♂1・1 化学工学の誕生♂1・2 化学工学の発展♂1・3 計算機化学工学♂参考文献♂2章 計算機による物質の状態の推算♂2・1 はじめに♂2・2 物質の状態♂2・3 物性定数♂2・4 推算の手法♂2・5 おわりに♂演習問題♂参考文献♂3章 計算機による物質の設計♂3・1 はじめに♂3・2 物質設計の方法♂3・3 有機分子の設計♂3・4 無機材料の設計♂3・5 触媒設計♂3・6 展望♂演習問題♂参考文献♂4章 計算機による化学反応経路の探索♂4・1 はじめに♂4・2 論理先導型反応設計システム♂4・3 化学反応サイクル合成システム♂4・4 化学反応サイクル合成における物質収支計算♂4・5 反応合成における熱力学計算♂4・6 熱化学サイクル合成の応用♂4・7 おわりに♂演習問題♂参考文献♂5章 計算機による化学反応の解析と予測♂5・1 はじめに♂5・2 電子状態の先験的計算♂5・3 化学反応素過程の解析♂5・4 反応速度定数の先験的計算♂5・5 動力学的方法による素反応解析♂5・6 反応機構の解析♂5・7 おわりに♂付録 分配関数Fの定義♂演習問題♂参考文献♂演習問題略解♂索引
内容説明
本書は、物質の状態や性質を正確に知る、物質を設計する、あるいは化学反応の最適な経路を探したり、反応の解析・予測などを行う際に、計算機(コンピュータ)がいかに有効利用されているかを、応用例を示し入門的に解説しています。
目次
計算機による物質の状態の推算
計算機による物質の設計
計算機による化学反応経路の探索
計算機による化学反応の解析と予測