内容説明
本書は、ゴミ発生量の多いオフィスビルを対象として、「ゴミの発生やリサイクル率の向上を図ることができる運用計画・ゴミ保管場所や分別スペースの確保・ゴミの個別計量によるリサイクル推進、行政のゴミ関連指導、排出事業者の処理責任(マニフェストによる管理)、建設廃棄物の発生抑制、リサイクルの実例、リサイクルと法令、ゴミに関する情報」など、建築物の計画・設計・施工・監理・運営管理・廃棄の各段階に視点を当て、「建築とゴミのリサイクル計画」の全般について理解していただけるよう、大学の研究室や運営管理の専門家、企業エンジニアリング部門、建築・設備設計者により、実態調査を踏まえつつ現状把握とあるべき姿を探ることに努め執筆をしたものである。
目次
第1章 建築のゴミとリサイクル
第2章 建築の設計とリサイクル
第3章 建築の施工とリサイクル
第4章 建物の運用とリサイクル
第5章 建物の廃棄とリサイクル
第6章 リサイクルの実例
第7章 リサイクルと法令
第8章 ゴミに関する情報
著者等紹介
関五郎[セキゴロウ]
現在、株式会社日建設計理事・技師長
大橋一正[オオハシカズマサ]
現在、工学院大学工学部建築学科教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。