出版社内容情報
【セールスポイント】
長寿時代の新しい福祉住環境がわかる実務参考書!
【発刊の目的と内容】
これからの高齢者住宅(福祉住環境)の設計のポイントを実例・具体例を用いてわかりやすく紹介。長寿社会の住宅づくりの基本的な考え方や、高齢者配慮住宅のポイントを、介護保健などとの関わりを踏まえて体系的に説明し、設計上とくに注意すべき事柄については部屋別・場所別に図解し平易に解説した。
【購読対象者】
住宅の設計・施行,販売・維持管理などに関わる実務技術者・管理者
建築系大学生,専門学校生
内容説明
著者は過去20年以上、いい住まいとは何か、を安全と使い勝手の両面から考えてきました。その過程で、いままで考えられてこなかったけれど、どうしても忘れてはならないのが高齢対応であるということに行き着き、その実現のために大きな努力を払ってきました。その最大の成果は建設省から出された「長寿社会対応住宅設計指針」だと思いますが、個々の住宅をどうつくるかは、指針だけでは決まりません。指針が示していることを基礎として、その上にそれぞれの住まい手が必要としている要件を満たすようにつくらなければならないのです。そこで、本書では、具体的な住宅をつくるにあたってのポイントを、過去の著者の経験を踏まえ、実例を交えながら述べています。
目次
1 長寿社会の住宅づくり(ユニバーサルデザイン;街角の親切表示 ほか)
2 高齢者配慮住宅のポイント(高齢者配慮の住宅改造の必要性と効果;住宅改造の着陸地点―高齢者配慮の目的の分類 ほか)
3 気をつけたい部屋別・場所別住環境のつくり方(アプローチ・外構計画;玄関 ほか)
4 ミス・クレームに学ぶ設計のポイント(住まい手と意志の疎通ができていない;プロとしての提案がない ほか)



