出版社内容情報
【セールスポイント】
大改正される建築基準法の要点がわかる一冊
【発刊の目的と内容】
規制緩和や官民の役割分担の見直しや各種の手続きの合理化を目的に建築基準法が大幅に改正される。
本書は、新たに改正される建築基準法について、前半ではそのねらいや概要、どの様な点が大幅に変化するのかをわかりやすく解説し、後半では全条文を掲載し、改正点が一目でわかる書籍として発行する。
【購読対象者】
広く建築関連業務に携わっている方
資格試験受験者
建築系学生
内容説明
建築基準法が1950年制定以来初めて、抜本的に改正されました。今回の改正に至るまでの経緯を辿ってみますと、一つは阪神・淡路大震災の被害があります。次に規制緩和の流れです。できるだけ役所の規制を少なくし、民間の自主判断に委ねようとする考えです。さらに’97年には、建築審議会が建築基準法見直しに関する答申を建設大臣に行ったことや、最近では都心居住の促進が課題となっていることなども改正のポイントといえるでしょう。細かい基準や手続きを規定する施行令の改正はさらに1年から2年先になりますが、本書ではそれに先立ち、改正の要点とその背景にある考え方を今後の展望を含め、できるだけわかりやすく解説しようという趣旨でまとめてあります。
目次
1部 改正のポイント(改正の概要;改正の背景;審議会答申;民間建築主事制度の創設;性能規定化;土地の有効利用)
2部 改正 建築基準法(総則;建築物の敷地、構造及び建設設備;都市計画区域等における建築物の敷地、構造及び建築設備;型式適合認定等;建築協定;指定資格検定機関等 ほか)