出版社内容情報
【セールスポイント】
未到革新科学技術の世界へようこそ
【発刊の目的と内容】
最新の先端技術としての極低温技術の研究開発にとりくむ著者ら。本書は、極低温のなかにある未到革新科学技術のてごたえと“これから”を語る。♂ テクノライフ選書とは、科学・技術の魅力・おもしろさをわかりやすく、より楽しくときあかすシリーズである。
【購読対象者】
高校生･大学生♂一般社会人♂他分野の研究者･技術者
内容説明
最新の先端科学技術実用研究開発の浮上式リニアとよばれている超電導マグネットのクライオスタット、磁気冷凍機、超流動ヘリウム冷凍や人工衛星搭載赤外望遠鏡冷凍などに使われる先進小型冷凍機…。本書では、極低温のなかに存在する未到革新科学技術の手ごたえ、夢と今後を語ります。
目次
１章 極低温の世界
２章 極低温と超電導―応用超電導概論
３章 極低温を作る
４章 新しい極低温―超流動
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たこらった
2
多田将の液体ヘリウム話に反応して本棚をガサゴソ。出てきた。熱力学のコラムには『ファインマン物理学』からの引用もある。エントロピーの項ではS=Q/Tの式も（可逆機関の熱的ふるまいのスマートな説明）。1994年刊行時の日本の（幹部）技術屋さんはすこぶる元気であった。超電（伝）導ブームもあった。“今のヤングのトレンドになっている山梨県高根町清里”なんてのもイイ（どうも素人は本筋から外れたところばかりが気になっていけない）。当時、東芝がこんなになってしまうなんて（著者たちも含め）誰ひとり想像できなかったろうなあ。2024/02/02
