出版社内容情報
【セールスポイント】
データベースの未来の鍵を握る、オブジェクト指向リレーショナルデータベースの基礎理論書
【発刊の目的と内容】
本書は、オブジェクト・リレーショナルDBMSと呼ばれる新技術についての解説書である。
今日のリレーショナルDBMSで管理できるデータとは本質的に文字と数値だけである。これに対し、昨今のWWWに代表されるマルチメディアデータの管理に対応したこの新技術に対する期待が高まっており、特にほぼ完成されたSQL言語を使った、リレ-ショナルデータベースの自然な発展としてのこの技術は、これから益々重要になる。
【購読対象者】
データベース技術者、管理者、研究者
内容説明
本書は、大きな可能性を持つ新しいデータベース・マネージメント・システムであるオブジェクト・リレーショナルDBMSについて解説しています。オブジェクト・リレーショナルDBMSの応用範囲は、エンターテイメント産業における動画および静止画といった資産管理から、金融サービス市場における時系列分析の問題、科学分野のデータベース、地理情報システム(GIS)まで、さまざまな範囲に及びます。なぜオブジェクト・リレーショナルDBMSがリレーショナル・システムにかわって、時世代データベース技術の大きな流れとなっていくのかを解説しました。
目次
DBMSマトリックス
特性1:基本データ型の拡張
基本型の拡張例
特性2:複雑なオブジェクト
他の型コンストラクタ?
第3の特性:継承
第4の特徴:ルール
オブジェクト・リレーショナル・パーサ
従来のリレーショナル・オプティマイザ
オブジェクト・リレーショナル・オプティマイザ〔ほか〕