出版社内容情報
【セールスポイント】
「情報とは何か」がわかるイラストで学ぶ情報学入門の決定版
【発刊の目的と内容】
マルチメディア社会においては、情報をどのように活用するかということが、日常生活のあらゆる面で重要になる。そのため「情報」とは何かという情報に関する基礎知識が、文系理系を問わずこれから必要とされる。本書は著者自筆のイラスト･図を中心に、情報と人間･機械、および社会システムとの関わりをポイントおさえ解説し、教科書として、また情報とは何かを知りたい一般社会人の知的好奇心にも十分応えたものである。
【購読対象者】
これから情報科学を学ぶ理工科系学部初学年学生、文系学部で情報について学ぶ学生、情報科学に興味のある社会人の方
【詳細目次】
1章 情報と人間♂挨拶とおしゃべり♂ニュースを聞く･見る♂中古の情報♂できたての情報♂うわさと広告♂情報を探す♂情報の大きさ♂情報の意味♂情報の処理♂2章 情報と生活♂食べ物と情報♂衣服と情報♂情報の栽培と飼育♂情報の調理♂情報サービスの蛇口方式♂コンピュータ『で』遊ぶ♂コンピュータ『と』遊ぶ♂情報のリサイクル♂3章 情報ともの♂言葉のあいまいさ♂情報による物の置換え♂数と物♂アナログ･ディジタル変換♂ディジタル･アナログ変換♂4章 情報と概念♂地表と名前♂地図情報♂個別と集合♂時間と空間の均質化♂抽象から具体へ♂具体と虚構と思い出♂5章 情報のいれもの♂場所と情報♂情報のファイル♂言葉という情報のいれもの♂いれものと中味♂推論用のいれもの♂箱をうまくつなぐ♂その他のいれもの♂時間区間の使い方♂情報発生の単位区間♂ひと区切りの情報♂情報行為の中断♂ひとまとまりの情報♂6章 情報とメディア♂いろいろなメディア♂身体とメディア♂身体機能の拡張♂メディアのモードと次元♂メディアがつくる環境♂情報の表出♂絵が主役♂言葉が主役♂絵と言葉が共演♂7章 アナログとディジタル♂比喩と類推♂アナログ情報とディジタル情報♂アナログ情報と感性情報♂重厚な表現技法♂自然が用いる表現技法♂軽薄な表現技法♂ディジタル方式のメリット♂8章 情報の系譜♂文化の伝承♂口述伝承♂手書きによる伝承♂活字による伝承♂新聞の出現♂消費される新聞♂消費される書物♂消費される写真♂コンピュータの出現♂情報処理装置♂記号処理♂情報エージェントとネットワーク♂不特定多数のコミュニケーション♂相対化する社会♂9章 情報のリアリティ♂現実性とは♂フィクションとリアリティ♂ノンフィクションのリアリティ♂科学的モデルのリアリティ♂シミュレーションのリアリティ♂機械･システムへの依存と期待♂表現とリアリティ♂10章 情報と科学的方法♂錯覚論法♂科学が見る情報♂計算主義♂コンピュータで何が計算できるか♂意味の問題♂情報科学の方法論の課題♂参考書について♂索引
目次
１章 情報と人間
２章 情報と生活
３章 情報ともの
４章 情報と概念
５章 情報のいれもの
６章 情報とメディア
７章 アナログとディジタル
８章 情報の系譜
９章 情報のリアリティ
１０章 情報と科学的方法
