出版社内容情報
【セールスポイント】
JPEGとMPEGの技術内容とアルゴリズムの実現法を詳解
【発刊の目的と内容】
静止画像用のJPEGと動画像用のMPEGは、国際標準の画像符号化アルゴリズムとして定着し、開発が活発なマルチメディアなど、さまざまな分野で利用されている。本書は、このJPEGとMPEGについて、その技術的な内容とアルゴリズムの実現方法を詳しくかつ平易に解説したものである。また、今後の発展方向にもふれ、画像品質の設計やマルチメディアのプロトタイプモデルを作るのに必要な情報が満載されている。
【購読対象者】
マルチメディア関連の応用システム開発技術者、コンピュータ/メディア関連の技術者、DSPなどのLSIチップの開発技術者の方
【詳細目次】
1章 画像符号化の歴史と背景♂1･1 ガテンツ♂1･2 光ファイバ通信技術とLSI技術の発展♂1･3 画像データノ性質♂1･4 画像信号のディジタル化♂1･5 高能率符号化によるデータ圧縮♂1･6 画像データ圧縮のための基本技術♂2章 マルチメディアシステムの実現法♂2･1 リアルタイム性に対する要求条件♂2･2 動画像のリアルタイム処理♂2･3 静止画像のリアルタイム処理♂2･4 画像符号化の非リアルタイム処理♂2･5 フレーム内相関とフレーム間相関♂2･6 ハードウェアによるシステム実現法♂2･7 JPEG･MPEGチップを用いた動画像システム♂2･8 ハイパーメディア♂3章 マルチメディア通信のためのプロトコル♂3･1 高速LANの現状と将来動向♂3･2 TCP/IPの問題点と新プロトコル♂4章 JPEGの符号化アルゴリズム♂4･1 JPEGの概要♂4･2 有ひずみ圧縮のためのDCT方式♂4･3 無ひずみ圧縮のためのSpatial方式♂4･4 ハフマン符号化のアルゴリズム♂4･5 算術符号化のアルゴリズム♂5章 JPEGアルゴリズムの実現と画像圧縮例♂5･1 JPEGアルゴリズムの実現♂5･2 JPEGによる画像圧縮例♂6章 MPEG2の符号化アルゴリズム♂6･1 MPEGの概要♂6･2 MPEGアルゴリズムの基本構成♂6･3 ビデオデータの階層構造♂6･4 ビットストリームの構造♂6･5 スケーラビリティの導入♂6･6 プロファイルとレベルの関係♂7章 MPEG2アルゴリズムの実現と画像圧縮例♂7･1 復号化アルゴリズムの実現♂7･2 MPEG2による画像圧縮例♂参考文献♂索引
目次
１章 画像符号化の歴史と背景
２章 マルチメディアシステムの実現法
３章 マルチメディア通信のためのプロトコル
４章 ＪＰＥＧの符号化アルゴリズム
５章 ＪＰＥＧアルゴリズムの実現と画像圧縮例
６章 ＭＰＥＧ２の符号化アルゴリズム
７章 ＭＰＥＧ２アルゴリズムの実現と画像圧縮例
