出版社内容情報
【セールスポイント】
並列処理マシンを最新の個別技術を掘り下げてやさしく解説
【発刊の目的と内容】
本書は、電子情報通信学会編による、コンピュータアーキテクチャについての最新の個別技術を掘り下げてやさしく解説するシリーズの一冊である。大量のデータを高速で処理するというユーザーの要求に対し、今日のVLSI技術の発展で大きな期待が寄せられている並列処理マシンについてまとめたもので、構成方式から課題まで解説している。
【購読対象者】
コンピュータ関係を専攻する大学院生、技術者、研究者の方
【詳細目次】
♂1章 並列処理マシン概論♂1・1 汎用計算機の構成方式♂1・2 並列処理へのニーズと並列処理マシンの現状♂参考文献♂2章 並列処理マシンの構成方式♂2・1 演算パイプライン方式♂2・2 SIMD方式♂2・3 超長形式命令(VLIW)型計算機♂2・4 マルチプロセッサ方式♂2・5 データフロー方式♂参考文献♂3章 相互結合網♂3・1 相互結合網の分類♂3・2 静的網♂3・3 動的網♂3・4 可変構造型相互結合網♂参考文献♂4章 マルチプロセッサと並列処理♂4・1 概説♂4・2 プロセス間通信と同期♂4・3 スケジューリングと負荷分散♂4・4 メモリ構成♂4・5 並列処理言語と自動並列化コンパイラ♂4・6 おわりに♂参考文献♂5章 超並列処理マシンへの展望♂5・1 超並列処理への道♂5・2 超高速専用マシン♂5・3 超並列汎用マシン♂5・4 ニューロコンピュータ♂参考文献♂索引
内容説明
数値計算や人工知能分野などでのコンピュータの高速化要求に伴い、ますます期待が高まっている並列処理マシンについて、構成方式から超並列処理への展望まで具体的に解説。
目次
1章 並列処理マシン概論(汎用計算機の構成方式;並列処理へのニーズと並列処理マシンの現状)
2章 並列処理マシンの構成方式(演算パイプライン方式;SIMD方式;超長形式命令(VLIW)型計算機
マルチプロセッサ方式
データフロー方式)
5章 相互結合網(相互結合網の分類:静的網;動的網;可変構造型相互結合網)
4章 マルチプロセッサと並列処理(概説;プロセス間通信と同期;スケジューリングと負荷分散;メモリ構成;並列処理言語と自動並列化コンパイラ)
5章 超並列処理マシンへの展望(超並列処理への道;超高速専用マシン;超並列汎用マシン;ニューロコンピュータ)