内容説明
計算量理論の基礎を平易に解説!―電子計算機が誕生し多くの問題がそれによって解かれるようになるにつれ、また、計算機の計算速度が増加し処理能力が高まるにつれて、問題を処理するための計算の手間(計算量)を理論的に求めようとする計算量理論の研究が盛んになっています。本書は、数学基礎論、原理的計算可能性理論を経て計算量理論に至る流れを、トピックスを織り混ぜて平易に解説し、併せていくつかの新しい研究の方向についても詳述したものです。
目次
第1章 計算理論の源流
第2章 計算可能性の理論
第3章 計算量の理論
第4章 公開鍵暗号体系