内容説明
原発事故、スペースシャトル爆発、集団食中毒、JR西日本脱線事故、リコール隠し、食品不祥事、JCO臨界事故…などは、どうして防ぐことができなかったのか?実際に起きた事例を題材に、技術者倫理とリスクマネジメントについて紹介。
目次
第1章 技術者倫理はなぜ必要か?
第2章 リスクマネジメントとは何か
第3章 技術者と経営者
第4章 説明責任
第5章 危機管理
第6章 変更管理
第7章 事故とヒューマンエラー
第8章 製品事故と製造物責任
第9章 企業不祥事と技術者の行動
第10章 内部告発―技術者はジレンマを克服できるか
第11章 技術者が期待されていること
著者等紹介
中村昌允[ナカムラマサヨシ]
1945年富山県で生まれ、東京大学工学部工業化学科を卒業後、1968年にライオン油脂株式会社(現ライオン株式会社)に入社。主に合成洗剤の開発研究と工業化に従事した。この間、無リン洗剤、小型化洗剤、新規界面活性剤「MES」、カロチン抽出技術を工業化した。1991年開発責任者として導入したプラントが爆発事故を起こし、以後、安全関係、さらに技術者の行動に深い関心を寄せる。2005年から専門職大学院である東京農工大学技術経営研究科の教授となり、2008年からは東京工業大学客員教授も兼務し現在に至る。埼玉大学より学位(工学)を取得。技術士(化学部門)、労働安全コンサルタント(化学部門)。この間、1998年化学工学会より技術賞、2005年化学工学会より学会活動功労賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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