内容説明
図形の表現や色彩の基本など、グラフィックデザインの基礎的な知識から、情報の分類や構造化のための情報デザインの手法、「インターフェイスデザイン」や「経験のデザイン」などの認知科学の視点まで、Webサイトの設計やコンテンツにおけるインタラクションをデザインするために重要なキーワードを体系的にまとめる。
目次
第1章 World WideのWeb
第2章 Webサイトデザインにおける経験とは?
第3章 図形要素の役割を考える
第4章 Webサイトのためのグラフィックデザイン
第5章 インタラクションをデザインする
第6章 情報のデザインとは?
第7章 経験をデザインする
著者等紹介
若林尚樹[ワカバヤシナオキ]
博士(感性科学)。金沢美術工芸大学美術学部産業美術学科卒業。1984年筑波大学大学院芸術研究科修了。芸術修士取得。その後、富士ゼロックス総合研究所工業デザイン研究室、資生堂宣伝部を経て、1994年に岡山県立大学デザイン学部教員、2000年に東京工科大学メディア学部助教授、2005年に同大教授に就任。2006年に筑波大学大学院にて博士(感性科学)を取得。2010年4月より新設された東京工科大学デザイン学部教授に就任。専門分野は、デジタルデザイン、情報デザイン(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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hayataka
1
情報とインタラクションをどのように設計すれば、ユーザーにどんな体験を届けられるか。そんなデザインの本質から考えることができた素敵な書籍でした。Webサイトデザイン自体に興味なくても、情報デザインに関心ある方にはお勧めです。2020/07/14
牧神の午後
0
ホームページを前提にしていますが、以下にして判りやすく情報提供するか、という方法論が体系的・コンパクトにまとまっています。ので、ホームページ作成に携わる人だけではなく、ビジネスで判りやすい情報提供を考えている人には一読の価値があると思います。2011/07/12