目次
押忍!線形代数
線形代数とは
基礎知識
行列
ベクトル
線形写像
固有値と固有ベクトル
付録
著者等紹介
高橋信[タカハシシン]
1972年新潟県生まれ。九州芸術工科大学(現・九州大学)大学院芸術工学研究科情報伝達専攻修了。データ分析業務やセミナー講師業務に従事した後、現在は著述家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nbhd
12
まずはマンガで読んで、ざっくりとしたイメージをつかむことが何より大事…もちろん理解とは別に。物理数学の初歩である「線形代数」は、この本で次のように説明される→「おおまかにいってn次元の世界とm次元の世界を橋渡しする学問なんです」…ここまでは、なんだかステキだけど、さらに「ゴールは【線形写像】と【固有値と固有ベクトル】という概念の理解です」と続く。大変そうだけど、なんとなくイメージしたのは、レヴィ=ストロースの顔の構造だったり、ベイトソンのビヨ~ンとした魚の絵だったりで、なんかワクワクしてきたところもある。2021/11/23
Iwata Kentaro
5
再読。ときどきおさらい、マンガだけど(笑)。高校時代真面目に数学勉強してこなかった(いや、何も真面目に勉強してなかった)ので、概念理解の欠如が甚だしい。コード走らせたりソフト動かして「できたつもり」になってるとあれなので、ときどきおさらいしてる。今回もぼーっとおさらい。2020/05/11
Kousuke
4
資格取得で避けて通れなかったのでまる3日かけて問題解きながら熟読。マンガ解説が非常に分かりやすく、概念を理解できました。普通の公式だけのシンプルな参考書と違って、単元ごとにイラストで目的や実際の活用事例があり且つマンガストーリーを楽しめるという、分かりやすく、面白くホンマ助かりました。逆行列の理解はまだ微妙やけど、行列アレルギーはなくなったかな。最近、マンガの学習本が多い理由が体感できました。2016/09/27
向山 彰彦
3
行列とベクトルまで。初歩の初歩だが、大学で線形代数に落ちこぼれた人には、ちょうどいい。行列が連立一次方程式を楽に描くため、というのはなるほど。線形代数とは要するに次元変換というのもわかりやすい。 マンガは、ベタかつ弱いが、こんなもんかも。それ街くらい面白くしてほしい。無理かw2020/10/24
komitty
1
大学一年の時に線形代数はちょっとやった筈だけどすっかり忘れてしまっていた。データ分析やら機械学習などを勉強していると線形代数は避けて通れないので復習がてら評判の良いこちらを読んでみることに。マンガで説明されていて線形代数独特の考え方が字だけよりも掴みやすいのが良かった。概要をざっくり掴むという用途なら全然有りな本。数学苦手な自分には後半が難しかったので折を見て復習したい。マンガはベタな展開だけどキャラは可愛いし全然悪くない。同じシリーズの統計学も気になる。2023/03/21