内容説明
第1章では、ネットワーキングの概念、第2章では、簡単なクライアントとサーバの仕組みを、第3章では、メッセージの作成と解析の基礎を、第4章では、さらに高度で堅牢なクライアントとサーバを構築するのに必要なテクニックを取り上げ、最後の第5章では、プログラミングを通じて原理を示すという本書の目的に従って、プログラミングの構成要素とその基盤になるプロトコル実装との関係を少し詳しく説明。
目次
第1章 ネットワークとプロトコルの概要(ネットワーク、パケット、プロトコル;アドレス ほか)
第2章 ソケットの基礎(ソケットのアドレス;TCPソケット ほか)
第3章 メッセージの送信と受信(情報のエンコード;入出力ストリームの構成 ほか)
第4章 基礎を超えて(マルチタスク;ノンブロッキングI/O ほか)
第5章 ソケットAPIの舞台裏(TCPにおけるバッファリング;バッファデッドロック ほか)
著者等紹介
Calvert,Kenneth L.[CALVERT,KENNETH L.][Calvert,Kenneth L.]
ケンタッキー大学准教授。コンピュータネットワークプロトコルの設計と実装を専門とし、研究と指導にあたっている。1980年代中頃よりTCP/IPソケットプログラムを書き始める
Donahoo,Michael J.[DONAHOO,MICHAEL J.][Donahoo,Michael J.]
ベイラー大学助教授。大学院生と学部生にネットワーキングを教えている。ジョージア工科大学でコンピュータサイエンスの博士号を修得
小高知宏[オダカトモヒロ]
1983年早稲田大学理工学部卒業。1990年早稲田大学大学院理工学研究科後期課程修了、工学博士。九州大学医学部附属病院助手。1993年福井大学工学部情報工学科助教授。1999年福井大学工学部知能システム工学科助教授。現在に至る
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