マスタリングTCP/IP MPLS編

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  • サイズ B5判/ページ数 209p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784274064586
  • NDC分類 547.48
  • Cコード C3055

出版社内容情報

【セールスポイント】
マスタリングTCP/IPの一巻として、MPLS技術を詳しく解説。

【発刊の目的と内容】
 MPLSは、パケットにラベル付けを行い、パケット転送のコントロールを行う技術である。
 ラベルは、MAC層(1~2層)とプロトコル(IP)層との間での挿入をされることになり、「2.5層」の技術とも言われている。
 MPLSを導入することにより、従来の1~2層と3層以上ではコントロールできなかった問題を解決できるようになります。具体的には、QoS(Quality of Service)のコントロール、トラフィックコントロール、VPN(Virtual Private Network)へ応用される。
 本書は、「MPLS : Implementing the Technology」の翻訳を行い、マスタリングTCP/IPの一冊として発行するもの。

【購読対象者】
・マスタリングTCP/IP読者
・ネットワーク管理者
・ネットワーク設計者
・システムインテグレータ

【詳細目次】
序章
 0.1 本書について
 0.2 本書の対象読者
 0.3 本書で必要とされる知識
 0.4 本書の読み方

第1部 ラベルスイッチングの概要
第1章 概念
 1.1 ラベルスイッチング
  1.1.1 ブリッジング、スイッチング、ラベルスイッチング
  1.1.2 転送の複雑さ
  1.1.3 新しいスイッチングパラダイム
 1.2 ラベルスワッピング
 1.3 ラベルのシグナリング
 1.4 参考文献

第2章 MPLSの簡単な歴史
 2.1 初期の諸概念
  2.1.1 LANエミュレーション
  2.1.2 Multi-protocol over ATM
  2.1.3 セルスイッチングルータ
  2.1.4 IpsilonのIPスイッチング
 2.2 タグスイッチング、ARIS、その他の提案
 2.3 MPLS作業グループ
  2.3.1 シグナリング草案の開発
  2.3.2 カプセル化と関連草案の開発
  2.3.3 フレームワーク、アーキテクチャ、その他の草案開発
  2.3.4 仮想プライベートネットワーク、トラフィックエンジニアリング、最適化マルチパスの草案開発
 2.4 参考文献

第3章 フレームワーク
 3.1 要件
  3.1.1 ルーティングとの関係
  3.1.2 ネットワーク層プロトコルとの関係
  3.1.3 データリンク層プロトコルとの関係
 3.2 利点
  3.2.1 簡単な転送パラダイム
  3.2.2 明示的にルーティングされるLSP
  3.2.3 トラフィックエンジニアリング
  3.2.4 サービス品質
  3.2.5 作業の分散
  3.2.6 ルーティングプロトコルのスケーラビリティ
  3.2.7 共通のシグナリング
  3.2.8 簡単な管理
  3.2.9 遅れの短縮
 3.3 参考文献

第4章 アーキテクチャ
 4.1 MPLSシステムコンポーネント
  4.1.1 LSR(Label Switching Router)
  4.1.2 LSP(Label-Switched Path)
  4.1.3 ラベル付きパケット
 4.2 MPLSシステム機能
  4.2.1 ラベルの配布
  4.2.2 マージ
  4.2.3 ラベルスタック操作
  4.2.4 ルートの選択
 4.3 MPLSの動作モード
  4.3.1 ラベル割り当てモード
  4.3.2 ラベル配布モード
  4.3.3 ラベル保有モード
  4.3.4 制御モード
  4.3.5 ラベル空間
 4.4 参考文献

第5章 適用性
 5.1 概論
 5.2 パケットのカプセル化
 5.3 シグナリング
  5.3.1 ハードステートプロトコルとソフトステートプロトコル
  5.3.2 LDP
  5.3.3 CR-LDP
  5.3.4 RSVP-TE
  5.3.5 MPLS-BGP
 5.4 参考文献

第2部 標準の詳細
第6章 実装上の選択肢
 6.1 トポロジーとフロー
 6.2 トンネリング
  6.2.1 ピアツーピアトンネル
  6.2.2 明示的ルートトンネル
 6.3 カプセル化
  6.3.1 媒体固有の詳細
  6.3.2 MPLSシム
 6.4 ラベルの配布
  6.4.1 ピギーバックによるラベル配布 - BGP
  6.4.2 ピギーバックによるラベル配布 - RSVP
  6.4.3 LDP(ラベル配布プロトコル)
 6.5 ループと、ループの緩和・検出・防止
  6.5.1 ループの影響
  6.5.2 ループの緩和
  6.5.3 ループの検出
  6.5.4 ループの防止
 6.6 参考文献

第7章 サービス
 7.1 基本的なサービス
  7.1.1 LDPの使用
  7.1.2 BGPの使用
 7.2 サービス品質 - プレミアムサービス
  7.2.1 Integrated Servicesモデルの使用
  7.2.2 Differentiated Servicesモデルの使用
 7.3 トラフィックエンジニアリング
  7.3.1 MPLSの役割
  7.3.2 トラフィックエンジニアリングの仕組み
  7.3.3 トラフィックトランク属性
  7.3.4 リソース属性
  7.3.5 制約ベースのルーティング
  7.3.6 パスの確立と維持
  7.3.7 TEトラフィックトランクを使った負荷分散
  7.3.8 障害処理
  7.3.9 アプローチ
 7.4 仮想プライベートネットワーク
  7.4.1 アプローチ
 7.5 参考文献

付録
 付.1 用語集

索引

目次

第1部 ラベルスイッチングの概要(概念;MPLSの簡単な歴史;フレームワーク;アーキテクチャ;適用性)
第2部 標準の詳細(実装上の選択肢;サービス)

著者等紹介

グレイ,エリック・W.[グレイ,エリックW.][Gray,Eric W.]
Zaffire,Inc.でMPLS技術に携わるベテランのアーキテクトエンジニア。Zaffireに入社する前はベル研究所とLucent Technologies, Inc.の技術スタッフを務め、LucentではMPLSおよびルーティング関連の開発を担当
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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myknek

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仕事でMPLSを使用する為、学習として購入。 読んだ感想としては難しいというか読みづらい。 内容自体が難しい事もあるのだが、翻訳も直訳に近いのではないかと感じる。 普通に日本語として理解しがたい所も多い。 仕事でMPLSの理解を深めた所で改めて英語版を読んでみたいと思う。2014/09/10

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