Linux管理トラブル解決Q&A

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  • サイズ B5判/ページ数 278p/高さ 24cm
  • 商品コード 9784274064159
  • NDC分類 007.63
  • Cコード C3055

出版社内容情報

【セールスポイント】
Linux管理上の問題を解決するマニュアル

【発刊の目的と内容】
ネットワーク設定、ファイル共有、印刷…本書は、Linuxを使っていてぶつかるさまざまな問題について、具体的な解決方法と、その背景にある技術解説を提供します。そのため、目の前のトラブルが解決できるだけではなく、同時にシステムに関する知識も深まり、システム管理者としてのスキルアップにもつながります。
トラブルで困っている人にも、知識を深めたい人にもおすすめの一冊。

【購読対象者】
Linux管理者

【詳細目次】
序文
目次
トラブル別目次

第1章 本書について
1.1 火消し
本書を読む上での前提知識
本書の概要
1.2 凡例
マニュアルページについて
UnixとLinux、そしてLinuxディストリビューション
1.3 Linuxシステムの基本
init、/etc/inittab、init.d、rc.*
/etc/inittabの再読み込み
/sbin/init.d/rc 2の例
サービスの追加と削除
syslog
cron
passwdファイル
デバイス
デバイスの調査と作成
ディスク
/procファイルシステム
難しい引用符
第2章 ネットワークのセットアップ
2.1 はじめに
2.2 基本的なコマンドとファイル
コマンド
2.3 PPP設定
pppd
pppdの起動
pppdオプション
シリアルデバイス
PPP設定ファイル
PAP
CHAP
PPPとRed Hat 6.x
正しいログインの検証
2.4 ルーティング、IPフィルタ、ファイアウォール、IPマスカレード
ルーティングとサブネットの基本
サブネット
IPフォワーディング
ファイアウォール
IPチェイン
2.5 ネットワークセキュリティ
複雑にしない
アクセスを制限する
Secure Shell(ssh)
不法侵入の発見
侵入されたときの対処
2.6 診断
第3章 NFS、NIS、rdist
3.1 はじめに
3.2 NFSクライアント
ファイルシステムのマウント
固定マウント
オートマウントデーモン
オートマウンタのマップファイル
NFSマウントオプション
3.3 NFSサーバ
基本プログラム
NFSの代替システム
3.4 NIS
定義
NISクライアント
NISサーバ
NISマスターサーバのセットアップ
ファイルの更新
スレーブサーバ
ネットグループマップ
3.5 rdist
オプション
コマンド
distオプション
大規模な配布
第4章 MS-WindowsとAppleTalkネットワーク、Webプロキシサーバ
4.1 はじめに
4.2 SAMBA
SMB共有とNetBIOS
SAMBAデーモン
ワークグループとネットワークブラウザオプション
名前解決とlmhostsファイル
WINS
ほかのアクセス制御オプション
印刷
ファイル共有
4.3 Netatalk
Netatalk起動スクリプト
印刷
ファイル共有
4.4 Webプロキシサービス
squid.confのクライアントアクセスリスト
クライアント(Webブラウザ)の設定
第5章 印刷
5.1 はじめに
5.2 プリンタデーモン
lpsched
Berkeley lpd
LPRng
プリンタデーモンの選択
/etc/printcap
lpdまたはLPRngの標準的なリモートプリンタエントリ
/etc/printcapの標準コンポーネント
ネットワークプリンタアクセス
LPRngの改良点
lpcを使ったlpdの制御
5.3 PostScriptプリンタ
HPプリンタ、HPライクなプリンタ、その他のPostScript対応プリンタ
LPRngとifhpとprintcap
ifhp.confを使ったほかのオプションの選択
コマンドラインを使ったifhpのテスト
PostScriptプリンタのカスタマイズ
テキストの印刷
AppleTalkプリンタ
SMBプリンタ
5.4 Ghostscriptと非PostScriptプリンタ
uniprintドライバの使用
フォントの設定とフォントの問題の解決策
Ghostscriptのオプション
SMBバージョン
5.5 printcapの生成と配布
printer-list.m4ファイル
マクロ定義
実例:mikadoの新しいprintcapを生成する
5.6 ユーティリティ
その他のGhostscriptユーティリティ
PostScriptからビットマップ形式への変換
変換の改善
5.7 トラブルシューティング
第6章 ソースコードからのソフトウェアのインストール
6.1 バイナリ配布物とソース配布物
6.2 必要なツール
egcsまたはgcc Cコンパイラ
ヘッダファイルのフルセット
binutils
make
Perl
X Window Systemのヘッダファイル
どうやってすべてをまとめるのか
共有ライブラリ
6.3 標準的なソースの配布形態
tarファイルの扱い方
目次を調べる
ファイルの破損
取り出されるソースファイルの種類
6.4 GNU Autoconfを使ったパッケージ
configureの実行
主なconfigureオプション
環境変数
6.5 GNU Autoconfを使わないパッケージ
Makefile、config.h、類似ファイルの編集
Imakefile
ほかのビルドプロデューサ
6.6 推奨される慣例
ソフトウェアをコンパイルする場所とタイミング
編成
6.7 コンパイルエラーのトラブルシューティング
エラー出力の読み取り
一般的なエラー
リンカエラー
.cファイルと.hファイルでスキップされる行
コンパイラエラー
第7章 カーネルのアップグレード
7.1 はじめに
カーネルのソースコードとバージョン
カーネルのビルドに必要なもの
カーネルソースコードのセットアップ
展開したソースの格納先
リンクのチェック
ディストリビューションのカーネルの配布
7.2 カーネルの設定
プロセッサ設定(Processor type and features)
ローダブルモジュールサポート(Loadable module support)
汎用セットアップ(General setup)
ブロックデバイス(Block devices)
ネットワーキングオプション(Networking options)
SCSIサポート(SCSI support)
キャラクタデバイス(Character devices)
ファイルシステム(Filesystems)
7.3 カーネルのビルド
ソースファイルのチェック
カーネルイメージの作成
イメージのテスト
モジュールのビルド
7.4 カーネルのテストとインストール
LILO
7.5 カーネルモジュール
カーネルモジュールコマンド
ファイルシステムモジュール
その他のドライバ
SCSIモジュール
PCMCIAカード
7.6 トラブルシューティング
第8章 バックアップとクラッシュからの復旧
8.1 バックアップ:はじめに
バックアップの対象
8.2 デバイスの調査
SCSIテープドライブ
IDEテープドライブ
リムーバブルディスク
CDライター
ハードディスクの複製
8.3 テープの使用
テープドライブのセットアップ
テープのレイアウト
mt
tar
dd
cpio
dumpとrestore
8.4 Amandaを使った自動バックアップ
Amandaの設定
設定のテスト
amdumpを使ったバックアップ
Amandaの自動化
高度な設定:amanda.conf設定のインポート
amrecoverを使ったファイルの復旧
amrecoverを使用できない場合にログファイルを使って復旧する方法
8.5 クラッシュからの復旧
レスキューディスク
8.6 ファイルシステムの修復
fsckを手動で使う
tune2fsとdebugfs
システムファイルの問題の認識と修復
第9章 ユーザ環境
9.1 はじめに
9.2 シェルスタートアップファイル:基本
パスの設定
9.3 bashとsh
bashのエイリアス
9.4 tcshとcsh
9.5 いくつかのX Window Systemスタートアップファイル
Xスタートアップ:.xinitrcと.xsession
Xリソース
デフォルトの.Xdefaultsファイル
単純が一番

用語集
索引

内容説明

ネットワーク設定、ファイル共有、印刷、バックアップ…本書は、Linuxを主にサーバとして使っていて生じるさまざまな問題について、具体的な解決方法と、その背景にある技術解説を提供します。そのため、単なるトラブルシューティングにとどまらず、同時にシステムに関する知識も深まり、システム管理者としてのスキルアップにもつながります。トラブルで困っている人にも、知識を深めたい人にもおすすめの一冊。

目次

第1章 本書について
第2章 ネットワークのセットアップ
第3章 NFS、NIS、rdist
第4章 MS‐WindowsとAppleTalkネットワーク、Webプロキシサーバ
第5章 印刷
第6章 ソースコードからのソフトウェアのインストール
第7章 カーネルのアップグレード
第8章 バックアップとクラッシュからの復旧
第9章 ユーザ環境

著者等紹介

田郷明[タゴウアキラ]
日本GNOMEユーザ会副会長、GNOME‐DB Projectメンバー。日本におけるGNOMEの普及活動として、アプリケーションの日本語パッチ作成やメッセージの翻訳などのcommiter、またGNOMEでのDBアクセスをするためのGNOME‐DBの開発に加わっている

武藤健志[ムトウケンシ]
Debian Projectオフィシャルメンバー、Debian JP Project副会長、日本Linuxユーザ部会副部会長。Debianとオープンソースのすばらしさを知ってもらうために記事の執筆、講演などを中心に活動している
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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