出版社内容情報
【セールスポイント】
Oracle Application Serverを使うユーザーを対象に、その仕組みとアプリケーションの構築技法を解説します。
【発刊の目的と内容】
オラクル社では、98年10月にOracle Application Server 4.0をリリースした。
OAS(Oracle Application Server)は、高度で実用的なWebアプリケーションを作成するためのプラットフォームとなる製品である。この本では機能強化ポイントや、カスタムカートリッジの作成方法も解説し、OASを使ったアプリケーション開発の実際について、分かりやすく紹介していく。
【購読対象者】
・Oracle Application Serverユーザー
・Oracle 7、Oracle 8ユーザー
【詳細目次】
第1章 アプリケーションの進化
1-1 クライアント/サーバーアプリケーション
1-2 Webアプリケーション
■ CGIの仕組み
1-3 CORBAアプリケーション
1-4 NCA(Network Computing Architecture)
第2章 Oracle Application Server 4.0(OAS 4.0)とは?
2-1 Oracle Application Server 4.0の概要
2-1-1 NCA上でのOracle Application Server 4.0の位置づけ
2-1-2 2つのOracle Application Server 4.0
■ トランザクション管理機能
■ 高度な障害回復機能
■ 高度な負荷分散機能(アドバンスト・ロード・バランシング)
2-2 Oracle Application Server 4.0の仕組み
2-2-1 HTTPリスナー・レイヤー
■ Oracle Web Listener
■ アダプタ
2-2-2 アプリケーション・サーバー・レイヤー
■ ORB
■ WRB
2-2-3 アプリケーション・レイヤー
2-2-4 非縮小プロセスモデルと縮小プロセスモデル
2-3 アプリケーション開発環境
2-3-1 カートリッジ・ベースのアプリケーション
■ PL/SQLカートリッジ
■ JWebカートリッジ
■ Cカートリッジ
■ LiveHTMLカートリッジ(SSI)
■ Perlカートリッジ
2-3-2 CORBAベースのアプリケーション
■ JCORBAアプリケーション
■ EJB(Enterprise Java Beans)アプリケーション
2-4 Oracle Application Server 4.0の利用
2-4-1 OAS 4.0のインストール
2-4-2 OAS 4.0の管理
●コラム1 Javaについて
●コラム2 ORACLE社のJavaに対する取り組み
第3章 PL/SQLカートリッジによるアプリケーション開発
3-1 サンプルアプリケーションの作成
3-2 PL/SQLカートリッジのアーキテクチャ
■ PL/SQLアプリケーション実行の概念
■ DAD(Database Access Descriptor)
■ PL/SQLカートリッジ
■ 実行スタイル
■ 以前のバージョンからの変更点
3-3 PL/SQLカートリッジのセットアップ
3-3-1 HTTPリスナーの設定
■ 新規HTTPリスナーの作成
■ HTTPリスナーの起動
3-3-2 PL/SQL Web Toolkitのインストール
3-3-3 アプリケーションの設定
3-4 アプリケーションの開発
■ アプリケーションの構想
■ 入出力のHTML文書を作ってみる
■ 実際にコードに落とし込む
■ searchプロシージャ
■ resultプロシージャ
■ プロシージャのソースコード全体
■ プロシージャのコンパイルと実行
第4章 JWebカートリッジによるアプリケーション開発
4-1 JWebカートリッジのアーキテクチャ
■ JWeb Toolkit
■ PL2JAVA
4-2 JWebカートリッジのセットアップ
■ Java開発環境のセットアップ
■ Oracleデータベースのセットアップ
4-3 アプリケーションの開発
4-3-1 もっとも基本的なアプリケーション
■ アプリケーションを格納するディレクトリを決定する
■ プログラミングを行う
■ コンパイルを行う
■ OAS 4.0にアプリケーションを登録する
■ アプリケーションを実行する
4-3-2 JWebアプリケーションから動的なHTMLを生成する
■ JWeb Toolkitのインポート
■ oracle.htmlパッケージによるHTMLページの生成
■ HTMLを記述する - 文字の記述
■ HTMLを記述する - HTMLタグの記述
4-3-3 データベースにアクセスする
■ PL2JAVAの利用 - ラッパー・クラスの生成
■ PL2JAVAの利用 - JWebアプリケーションの作成
■ HTTP情報の利用
4-3-4 より複雑なアプリケーションの開発
■ データベースの接続に関する注意点
■ 異種キャラクタセット間でのアプリケーション開発
■ JDBCの利用
■ データベース・トランザクションの利用
■ マルチスレッド・アプリケーションの開発
第5章 JCORBAアプリケーションによるアプリケーション開発
5-1 JCORBAアプリケーションのアーキテクチャ
■ JCORBAアプリケーションの実行の仕組み
5-2 JCORBAアプリケーションのセットアップ
■ Java開発環境のセットアップ
■ 開発ツールについて(Oracle JDeveloper)
5-3 アプリケーションの開発
5-3-1 JCORBAオブジェクトの開発
■ JavaによるJCORBAオブジェクトのインターフェースの作成
■ JavaによるJCORBAオブジェクトの作成
■ JDBCの記述
■ JavaによるJCORBAオブジェクトのユーザ定義例外の作成
■ 情報ファイルJCO.APPの作成
■ コンパイル、Jarファイルの生成
■ OAS 4.0への登録
5-3-2 JCORBAクライアント・アプリケーションの開発
■ Javaアプレットの作成
■ Javaアプレットのコンパイル
■ CORBAライブラリ、スタブの解凍、Jarファイルの作成
■ HTMLの作成
■ アプリケーションの実行
5-3-3 より複雑なアプリケーションの開発
■ 状態を保持するJCORBAオブジェクト
■ 再利用可能なJCORBAオブジェクト
■ ログの利用
■ JIT(Just In time Compiler)の利用
■ SSLの利用
■ トランザクションの利用
■ wrbjidl
第6章 Cカートリッジによるアプリケーション開発
6-1 Cカートリッジのアーキテクチャ
■ Cカートリッジの実行概念
■ WRB API
6-2 アプリケーションの開発
■ WDBC API
■ アプリケーションの構想
■ アプリケーションの実装
■ ソースコードすべて
■ 処理の流れ
■ コンパイルと実行
第7章 よりよいアプリケーション開発のために
7-1 アプリケーションを開発する上でのヒント
■ デバッグ
7-2 Oracleデータベースを利用する上でのヒント
■ 検索に利用するSQL文はなるべく使いまわす
■ 検索条件になる列(カラム)にはインデックスを作る
7-3 Oracle Application Server 4.0を利用する上でのヒント
■ 登録するアプリケーションは必要最小限に
■ 登録するDAD(Database Access Descriptor)は必要最小限に
■ ログファイルはアプリケーションとは別ディスクに
■ DNSの逆引きを解除する
■ メモリを十分に確保する
■ ボトルネックの発見
付 録
■ Oracle Application Server 4.0 ディレクトリ構造
索 引
内容説明
本書はOracle Application Serverを利用する方々のために、プログラムを打ち込んで実行するまでの過程を、図版とコードの例をたくさん交えて紹介しています。実際に打ち込んで実行してもらうことで、アプリケーションを作成するコツのようなものをつかんでもらいたい、というのが本書のねらいです。
目次
第1章 アプリケーションの進化
第2章 Oracle Application Server4.0(OAS4.0)とは?
第3章 PL/SQLカートリッジによるアプリケーション開発
第4章 JWebカートリッジによるアプリケーション開発
第5章 JCORBAアプリケーションによるアプリケーション開発
第6章 Cカートリッジによるアプリケーション開発
第7章 よりよいアプリケーション開発のために
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- 音楽社会学 経済と社会