目次
1章 金属への着色(金工技法の継承;地金と技法による着色の違い ほか)
2章 着色の基本(金属の変色;錆びと美的色彩 ほか)
3章 鋳金の着色法(鋳金と鍛金・彫金の違い;地金の鋳造 ほか)
4章 鍛金と彫金の着色法(鍛金の加飾と着色;彫金の技法と道具の扱い方 ほか)
5章 工芸と色彩の成り立ち(工芸の文化;金工の色彩 ほか)
著者等紹介
長野裕[ナガノユタカ]
1941年、金工家長野垤志(てつし)の次男として東京都に生まれる。日本伝統工芸展にて奨励賞を受賞。伝統工芸金工新作展、日本伝統工芸展にて鑑審査員を務める。2001年、二代長野垤志を襲名。現在、(社)日本工芸会正会員、茶の湯文化学会会員
井尾建二[イオケンジ]
1945年、金工家井尾敏雄の次男として香川県に生まれる。日本伝統工芸展にて奨励賞を受賞。伝統工芸日本金工展、伝統工芸新作展、日本伝統工芸展にて鑑審査員を務める。現在、(社)日本工芸会正会員、武蔵野美術大学非常勤講師、青山彫金・金工教室主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
六点
73
六点は、江戸~明治のちっさいモノが大好きである。産寧坂の清水三年坂美術館に何度も訪れ、後藤一門を始めとする10×30mmに武家の気宇を込めた武家の刀装具、華麗にして繊細な浜野政随から加納夏雄に至るまでの町彫と呼ばれる刀装具、煙草入れ、矢立、根付等を見て陶然としている。見ている間にふと、「これら多様な色彩は果たしてどの様に?」と言うことで、この本を購入した。金属の洗浄を行うには「大根おろし」、薬液の溶媒は「梅酢」と、今度はどうやってその結論に達したかが疑問になってしまった。実作しないのに読んで無意味て言うな2022/02/28
-
- 和書
- 英語難構文のトリセツ