わかりやすいシステムLSI入門

わかりやすいシステムLSI入門

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  • サイズ A5判/ページ数 200p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784274035197
  • NDC分類 549.7
  • Cコード C3055

出版社内容情報

【セールスポイント】
現在の電子システムを支えるシステムLSIのすべてがわかる

【発刊の目的と内容】
論理回路とメモリやアナログ回路などを1つのチップに搭載して目的の機能を実現するシステムLSIが注目されている。本書は、このシステムLSIについて、関連の初級技術者およびマネージャ、あるいは技術者を目指す学生を主対象に、システムLSIの企画・設計から、設計に必要な回路・設計言語の知識、製造・評価に至るすべてについて、図を豊富に用いてわかりやすく解説したものである。

【購読対象者】
システムLSIを発注する立場の初級システム技術者およびマネージャ
システムLSIを設計する立場の初級回路設計技術者およびマネージャ
システムLSIの初級製造技術者
電子・情報通信・システム関連の大学生・高専学生

【詳細目次】
1. システムLSIとは
1.1 システムLSIとは何か
1.2 どのようにして生まれてきたのか
1.3 役割は何か
1.4 巨大化と問題点
1.5 システムLSIの作り
1.6 システムLSI設計へ向けて「本書の目的と構成」
2. 回路の基礎知識
2.1 MOSトランジスタの仕組み
2.2 CMOSの基本回路の働き
2.3 基本論理回路
3. システムLSIに役立つ素材「機能ブロック」
3.1 基本機能回路
3.2 マイコンサブシステム
3.3 メモリサブシステム
3.4 専用機能ブロックのいろいろ
4. どんな順序で作っていくか
4.1 応用システムの内部
4.2 何を求められているか「要求仕様の分析」
4.3 LSIでどこまで受け持つ「外部仕様の決定」
4.4 内部の役割分担を決める「アーキテクチャ設計」
4.5 創造と選択「サブシステムの設計」
4.6 求めたように動作するか「機能の検証」
4.7 使える素材に置き換える「ネットリストの生成」
4.8 同等の機能を果たせるか「論理の検証」
4.9 下絵を描いてみよう「レイアウト-->配置・配線」
4.10 性能も出るだろうか「レイアウト後のタイミング付き検証」
4.11 ステンシルを作ろう:謄写版「マスク設計」
4.12 重ね版画の要領で「CMOS製造プロセス」
4.13 組み上げる「パッケージング」
4.14 実物は正しく動くか「テスト」
5. 巨大システムに勝つために「システムLSI設計克服のポイント」
5.1 システム規模の拡大
5.2 新しい設計文化を目指す
5.3 頂上から見渡そう「トップダウン設計」
5.4 見やすい所に立つ「局面毎の視点」
5.5 複雑さの解決「構造化分析・設計技法」
5.6 早く、安く高品質に「ISO-9000品質システムの魅力」
5.7 半導体メーカに発注するには「開発の責任分担」
5.8 設計を助けてくれる道具「EDAツールの役割」
6. VHDLによる巨大システムへの挑戦
6.1 VHDLによる機能部品の考え方と簡単な記述例
6.2 VHDLによる大規模設計の方法
6.3 設計資産を築く設計ライブラリの応用
6.4 LSI製造プロセスのパラメータをVHDL設計で活用するには
6.5 良い武器を知っておく「VHDLの概観」
参考文献

内容説明

本書は、システムLSIについて、関連の入門技術者、マネージャ、先端のEDAツールを導入して開発の合理化を狙うプロジェクトリーダあるいは技術者を目指す学生を主対象にシステムLSIの設計から製造・評価に至るすべてについて、図を豊富に用いてわかりやすく解説しています。特に、システムの視点を具体的に生かすトップダウン設計、リアルタイムシステム分析・設計、ハードウェア記述言語、部品の再利用などの手法を簡単な例題とともに習得できます。

目次

1章 システムLSIとは
2章 回路の基礎知識
3章 システムLSIに役立つ素材「機能ブロック」
4章 どんな順序でつくっていくか
5章 巨大システムに勝つために「システムLSI設計克服のポイント」
6章 VHDLによる巨大システムへの挑戦

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