内容説明
本書は、電磁気的過渡現象の解析解を得ることを可能にする「減衰回転ベクトル法」によって、交流モータの解析と制御における新しい体系を提案するとともに、それにより近代交流モータ制御の理論体系を立てることを試みるものです。
目次
1章 緒論
2章 交流理論
3章 誘導モータの減衰ベクトル法解析
4章 誘導モータの過渡現象解析理論
5章 誘導モータの過渡等価回路の変換
6章 誘導モータの過渡現象解析とトルク制御
7章 制御用同期モータの解析と制御
8章 制御用モータとしての誘導モータと同期モータの比較
9章 制御用交流電源
10章 交流モータ解析における変数変換論