出版社内容情報
【セールスポイント】
環境会計の導入から環境情報公開まで活用できる情報が盛りだくさん!
【発刊の目的と内容】
近年、先進企業を中心に環境会計の導入がブームとなっているが、その内容は企業によってさまざまであり、基本的な導入方法について解説したものはあまり多くない。本書は、企業経営にとって役立つ「環境会計」の導入から「環境報告書」などによる情報公開までを対象として、成功事例と図・イラストを交えてわかりやすく解説。特に中堅・中小企業において有効に活用できる内容となっている。
また、内部管理目的と外部公開の進め方に分け、環境マネジメント(ISO14001)との関連に触れ、より具体的な導入方法を示している。
【購読対象者】
○企業・組織経営層(とくに企業においては,中堅・中小)
○環境会計を導入しようとしている企業の方々
○環マネジメントシステムを導入し,さらに環境対応を考慮している企業の方々
内容説明
企業経営にとっての「環境会計」の意義は、その多様性を認めながら、企業経営に生かしきることが重要である。とくにISO14001などの環境マネジメントシステムを導入している企業にとっては、その導入効果を「環境会計」を活用して集計することは、極めて意義のあることである。本書は、「環境会計」の仕組みの解説にとどまらず、事例をあげて、具体的な導入方法を解説している。また、ISO14001との連携を主眼とし、環境マネジメントシステム導入前から導入後に至るまでの「環境会計」の活用から「環境報告書」による情報公開までをわかりやすく解説し、中小企業にも役立つ内容となっている。
目次
1章 間違いだらけの環境保全活動
2章 環境経営とは
3章 環境マネジメントとしての環境会計導入事例
4章 経営に役立つ環境会計の導入ステップ(内部管理目的)
5章 経営に役立つ環境会計・情報公開の具体的ステップ(外部環境会計の活用)
6章 環境会計の今後の方向性と中小企業へのメッセージ
著者等紹介
矢野昌彦[ヤノマサヒコ]
1984年早稲田大学理工学部工業経営学科卒業。1984年ブラザー工業(株)入社。1992年(株)東海総合研究所入社。現在、(株)東海総研マネジメントスタンダード環境マネジメント部長。通産省登録中小企業診断士、JRCA登録品質主任審査員(A0791)、CEAR登録環境主任審査員(A0601)
間瀬美鶴子[マセミズコ]
1985年愛知大学法経学部経済学科卒業。1985年大中物産株式会社入社。1988年監査法人トーマツ入社。現在、株式会社トーマツ環境品質研究所名古屋支店長。公認会計士
亀谷剛[カメタニツヨシ]
1999年名古屋工業大学大学院博士前期課程修了。1999年(株)東海総合研究所入社。2000年(株)東海総研マネジメントスタンダード入社。現在、(株)東海総研マネジメントスタンダードISOコンサルタント。技術士補(経営工学分野)、JRCA登録品質審査員補、CEAR登録環境審査員補
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