出版社内容情報
【セールスポイント】
日本が世界をリードする脳機能の計測技術・SQUIDの第一級の専門家・研究者による医学応用とその実際
【発刊の目的と内容】
脳機能の計測技術・SQUIDは、脳生理学とならび日本が世界をリードしている分野である。生体の磁気を計測することにより、脳の機能や情報処理のしくみなどがあきらかになり、これまで未解明とされてきた分野の研究が進展し、医学臨床においても応用が進められている。
本書は、日本学術振興会超伝導エレクトロニクス第146委員会高性能SQUID分科会の研究成果を中心に、医学分野での応用とその実際も含めて第一級の専門家・研究者によってまとまられた学術専門書である。
【購読対象者】
磁気計測や生体磁気の分野にかかわる専門家・研究者
脳機能・脳科学の分野の専門家・研究者
内容説明
脳磁気科学の実用に向け、高感度な磁束センサであるSQUID(超伝導量子干渉素子)に関する技術が国内外で急速に進展しつつある。その“基礎と応用”を提供し、将来への貢献を意図して本書は出版の運びとなった。
目次
1章 生体磁気とSQUIDシステム
2章 生体磁気の解析
3章 脳機能の解析と臨床応用
4章 脳科学へのアプローチ