出版社内容情報
【セールスポイント】
技術者・開発者ならだれでも出くわす事故・トラブル。これらにどう対処し、どう解決するか、そして防ぐかの方策が本書にある
【発刊の目的と内容】
機械・技術にかかわる方ならだれでもトラブル・事故・故障に直面するものである。ところがこうしたトラブルについて、これまでほとんど語られたことはなかった。本書は、トラブル・事故を真っ向からとりあげた他に類をみない1冊である。♂ロケット実験や人工衛星の開発・運用に、スペースシャトル実験にたずさわってきた著者の経験をもとに、さまざまな状況のなかで出くわすトラブルや事故への対処の仕方、原因究明の実際などを、具体的に解説した。♂テクノライフ選書とは、科学・技術の魅力・おもしろさをわかりやすく、より楽しくときあかすシリーズである。
【購読対象者】
高校生・大学生♂社会人一般♂他分野の技術者・研究者
内容説明
機械や技術にかかわるとき、だれもが直面するトラブル。ある確率で必ず起こるトラブルの原因を迅速に究明し的確な処置を行うかどうかが、プロジェクトの進め方を左右する。本書は、これまでほとんど語られてこなかったトラブル・シューティングを真っ向からとりあげる意欲作である。
目次
1章 トラブルが起こったら(まず装置を止める―トラブルを波及させない;安全に装置を停止させる ほか)
2章 トラブル・シューティングの第一歩(トラブルの経過と状況の的確な把握;トラブル・シューティングの手順の検討―消去法 ほか)
3章 そのトラブルは再現するか?(けっして軽く扱ってはならない再現性のないトラブル;はんだ付けの重要性 ほか)
4章 トラブル・シューティングの心構え(すぐに「火」を入れてよいか?―まず電源を見よ;二次災害を避ける ほか)
5章 さあ、トラブル・シューティング(大きなところから攻める;スペースシャトル実験の場合 ほか)
6章 トラブルの原因は必ずある(考えられる原因を取り除く;考えられる雑音を人為的に加える ほか)