わかりやすい特許の実践知識

わかりやすい特許の実践知識

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  • サイズ A5判/ページ数 165p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784274022951
  • NDC分類 507.23
  • Cコード C3050

出版社内容情報

【セールスポイント】
エンジニアやマネージャに必要な特許の実践的知識を一冊に凝縮

【発刊の目的と内容】
特許は企業を守り、発展させるうえでますます重要になってきている。特に海外での事業展開が活発な最近では、特許にも国際的な視点が強く求められ、特許制度も変わってきている。本書は、エンジニア・研究者の立場と経営的マネージメントの双方の観点から、会社のアクティブな財産となりうる特許を取得するための基礎知識とそのために必要なシステム構築、取得した特許権の活用などについて、実務的にわかりやすく具体例をあげ、読みやすく解説した。

【購読対象者】
研究・開発の管理者・マネージャ、開発技術者、研究者など

【詳細目次】
1章 特許のエッセンスとアウトライン♂1.1 特許のエッセンス♂1.2 一般常識と特許上の常識の違い♂1.3 特許権の特徴♂1.4 平成5年の特許法改正のポイント♂1.5 平成6年の特許法改正のポイント♂1.6 新実用新案とその活用方法♂1.7 日米間の特許制度上の相違点♂2章 プロジェクトのスタートから製品販売まで♂2.1 特許、実用新案、意匠、コピーライトの使い分け♂2.2 開発のスタートから発売までの注意点♂2.3 特許に強い会社にするための方法♂2.4 出願した発明の改良、説明の追加♂2.5 職務発明の取り扱いと、会社と発明者の関係♂2.6 製品、研究成果などの発表は特許の取得に不利益になるか♂3章 特許の出願♂3.1 発明の発掘と、特許にするポイント♂3.2 アイデアを発明に発展させる方法♂3.3 特許明細書の書き方の要領♂3.4 特許出願に当たっての発明者、特許出願人の心構え♂3.5 外国特許出願の決定方法♂3.6 発明を公開したくないために、発明を特許出願せずに自社内で秘匿している場合の第三者への対抗方法♂3.7 発明(特許出願、特許権)を買い取るときの注意点と手続き♂4章 審査♂4.1 審査手続きの流れ♂4.2 特許出願の審査の順番と優先的な審査♂4.3 審査の要領と、拒絶理由への対応の仕方♂4.4 拒絶審査(審査官の最終拒絶)に承服できないときの特許出願の進め方♂4.5 日本と米国との特許手続きの相違点♂5章 発明に対する保護♂5.1 発明の段階的な保護について♂5.2 クイズによる特許権侵害の判断の実際♂5.3 特許の権利範囲の解釈と注目事件♂5.4 複数のクレームの活用による発明の効果的な保護♂6章 特許関連の争い♂6.1 公開される自社の特許の活用と手当て♂6.2 他人の公開特許への対処方法♂6.3 特許異議をめぐる攻防♂6.4 特許の有効性へのチャレンジとその手続き♂6.5 発想は早いが、出願で先を越されたときの対処方法♂6.6 自分の特許の模倣をはじめたコンペテイターへの対処方法♂6.7 特許権侵害であると警告を受けた場合の対応措置♂6.8 部品をアッセンブリメーカーに供給する会社の特許権の侵害事件における責任♂7章 特許関連裁判と特許の管理♂7.1 特許権者からみる特許侵害裁判♂7.2 特許権を侵害された場合に請求できる損害額♂7.3 米国へ輸出する際の特許紛争を防ぐための対策♂7.4 米国での特許権侵害裁判の特徴点♂7.5 特許権の管理とそのコスト♂7.6 特許番号を製品に表示する方法♂8章 コンピュータプログラムと特許♂8.1 コンピュータプログラムは法律によってどのように保護されるか♂8.2 自動的に著作権が発生するコンピュータプログラムをわざわざ特許出願しなければならない理由♂8.3 自分が特許権を取得しているコンピュータプログラムに似ているパソコンプログラムを第三者がFDに記憶させて販売しているのを発見した場合の対処方法♂8.4 自分が開発した特許出願をしていないコンピュータプログラムに似ているパソコンプログラムを第三者がFDに記憶させて販売しているのを発見した場合の対処方法♂8.5 特許庁の新たな審査基準がソフトウエアに与える影響♂8.6 数学表現を多用したプログラム出願の扱われ方♂8.7 コンピュータ(計算機能)を使う技術を発明するためには♂8.8 プログラムそのものの特許♂9章 特許関連ライセンスのポイント♂9.1 特許をライセンスするときのポイント♂9.2 特許をライセンスする場合の対価の決め方♂9.3 第三者に開発・研究を依頼する場合の成果の帰属♂9.4 ノウハウライセンスと特許ライセンスの違い♂索引

内容説明

本書は、エンジニア、研究者の立場と、経営的にながめるマネージメントの双方の観点から会社のアクティブな財産となりうる特許を取得するためのマインド、そのためのシステムの構築、取得した特許権の活用などを実務的にわかりやすく、可能な範囲で具体例をあげて説明したものである。

目次

1 特許のエッセンスとアウトライン
2 プロジェクトのスタートから製品販売まで
3 特許の出願
4 審査
5 発明に対する保護
6 特許関連の争い
7 特許関連裁判と特許の管理
8 コンピュータプログラムと特許
9 特許関連ライセンスのポイント

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