佐幕派の文学史―福沢諭吉から夏目漱石まで

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佐幕派の文学史―福沢諭吉から夏目漱石まで

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  • サイズ A5判/ページ数 399p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784273036454
  • NDC分類 910.26

内容説明

精神的革命は時代の陰より出づ(山路愛山)。明治文学はみんな幕府方の産物だ。朝敵方の産物だ。賊軍方の産物だ(木村毅)。明治文学の持つ気骨、気力、内面性、反逆性、暗さを、佐幕派の視点で読み抜く。

目次

福沢諭吉と近代文学
福沢諭吉「痩我慢の説」
東海散士『佳人之奇遇』
ある佐幕派子弟の物語―坪内逍遙『当世書生気質』・二葉亭四迷『浮雲』
ある佐幕派属吏の命運―北村快蔵の非職と透谷
子規・透谷と佐幕派の文学
北村透谷「客居偶録」―放浪の旧会津藩士主従
山路愛山『人生』『命耶罪耶』―静岡旧幕臣の子弟・子女の運命
尾崎紅葉『おぼろ舟』『むき玉子』他―佐幕派子女の物語
幸田露伴『風流仏』の文体―佐幕派の執念について〔ほか〕

著者紹介

平岡敏夫[ヒラオカトシオ]
1930年香川県生まれ。文学史家(日本近代文学専攻)・文学博士。筑波大学教授、群馬県立女子大学学長を経て、両大学名誉教授。日本学術会議会員(第17・18期)、中国・韓国・台湾・タイ・アメリカ等で客員教授、日本大学(芸術学部)大学院講師等を歴任。著書に『石川啄木の手紙』(啄木賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)