講座源氏物語研究〈第5集〉江戸時代の源氏物語

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  • サイズ A5判/ページ数 341p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784273034559
  • NDC分類 913.36
  • Cコード C3393

内容説明

江戸時代は出版の時代。『源氏物語』も庶民に開放されてあらゆる分野で花を咲かせた。正統的な注釈・摂取・物語論だけでなく、俳諧・小説・演劇・川柳・狂歌・浮世絵などに独創の趣向と意匠を凝らす、近世人の理智と諧謔を14篇に集約する。

目次

近世文学における『源氏物語』の受容序説
近世堂上歌人と『源氏物語』
『源氏物語』の版本
近世における『源氏』学―近世前期を中心に
俳諧における『源氏物語』の受容
近世前期小説と『源氏物語』―『風流源氏物語』を中心に
近世演劇と『源氏物語』
近世後期の源氏学と和文体の確立
『源氏物語』への眼差し―秋成の物語と物語論
近世女流日記と『源氏物語』―『井関隆子日記』を中心に
『偐紫田舎源氏』をどう読むか―『源氏物語』を越えて
勧化本と『源氏物語』
江戸狂歌摺物と『源氏物語』
『源氏物語』図様の変容

著者等紹介

江本裕[エモトヒロシ]
大妻女子大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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