内容説明
著者は日本文学を貫流する姨捨、姥捨、棄老のモチーフにスポットを当て、現代文学の中にその系譜を見いだしていこうとしている。
目次
第1章 日本文学における「姨捨」の系譜
第2章 古典文学の中の姨捨(外来の姨捨説話;葛藤型の姨捨説話;蟻通明神のこと)
第3章 現代文学の中の姨捨(エッセイの中の姨捨;お伽話の姨捨山;甦りの空間―姨捨;女性の生の認識としての姨捨 ほか)
著者等紹介
工藤茂[クドウシゲル]
岩手県岩泉町出身。国学院大学文学部文学科卒。別府大学名誉教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。