内容説明
人の運勢や性格を占う干支―その動物にまつわる因縁や伝承をまとめた好著。
目次
鼠の民俗伝承
牛の民俗伝承
虎の民俗伝承
兎の民俗伝承
竜の民俗伝承
蛇の民俗伝承
馬の民俗伝承
羊の民俗伝承
猿の民俗伝承
鶏の民俗伝承
犬の民俗伝承
猪の民俗伝承
著者等紹介
石上七鞘［イシガミナナサヤ］
昭和２２年東京都に生まる。昭和４４年国学院大学文学部文学科卒業。昭和４５年東京都立日比谷高等高校講師。昭和４７年国学院大学大学院博士課程・国学院大学文学部助手。昭和４９年目白学園女子短期大学講師。昭和５０年東京女学館短期大学専任講師。昭和５４年国学院大学栃木短期大学講師。昭和６１年国学院大学文学部講師（現在に至る）。平成４年東京女学館短期大学教授（平成１０年１月より１１年３月まで学長補佐、その後、学事担当、学長代理となる）。平成１２年高崎正秀博士記念賞受賞。平成１３年博士（文学）の学位取得。平成１４年東京女学館大学教授、学系主任
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感想・レビュー
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サラ
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民族学的根拠を挙げて、十二支と、我々の文化との相関を研究している。子の項などは興味深い記述が多かった。太陽に縁深い存在であるというその理由付にメソポタミア文明まで引用していた。他の項は既知のものも多く、感心するような内容ではなかったが、ことわざや民話まで掘り下げてくれていたのは多様でよかった。記号学に役立ちそう。亥は物足りなかった。もっと分量があってもいい。2013/01/21
