東北方言音声の研究

東北方言音声の研究

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  • サイズ A5判/ページ数 469p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784273032111
  • NDC分類 818.2
  • Cコード C3081

内容説明

ある単母音の発音一つをとってみても、例えば、東北諸方言、各地点・各年代者は、現在、それぞれにどのような実相を示すものなのか。その地理的・年代的な分布状況、各々の影響関係はどのようになっているのか。さらには、東北方言に特徴的とされる音声諸現象、特定地域に残存分布する歴史的古音の現状などはどのようになっているものなのか―。本論においては、そのような具体的な音声事象への目配り、すなわち、実地調査の徹底とそれの分析・総合という点に重点を置く。

目次

第1章 母音(単母音/i//e/;子音後接母音―/si//su/、/zi//zu/の問題を中心として;連母音 ほか)
第2章 子音(語中・尾無声子音の有声化;語中・尾無声子音の半有声化;語中・尾有声子音の鼻音化 ほか)
第3章 拍(特殊音の持続時間;特殊音の持続時間と語中・尾無声子音有声化現象との相関;特殊音の持続時間と連母音融合音の融合原理との相関 ほか)

著者等紹介

大橋純一[オオハシジュンイチ]
1969年11月新潟県に生まれる。1999年3月東北大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。現在、いわき明星大学人文学部講師
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