目次
第1章 構文形式と意味(かかりうけから文の類型化へ―春庭の構文研究;和歌におけるかかりうけの交錯例;かかりうけ交錯の構文;「こそあれ」と「ばこそあれ」の構文;説明辞「也」非表出の構文)
第2章 語法と意味(伝聞表現「ケンナル」;打消表現の意味転換―「きたなげなし」「きたなげならず」;客体尊敬語「まかでさす」;主体尊敬文「まいらす」)
第3章 和歌の表現形式と意味(「已然形+や」型表現形式;序詞の概念喚起とその構造―『万葉集』を例として;なづの木のさやさや;和歌第3句に置く枕詞と体言―『古今集』を例として;短歌の音数律)
著者等紹介
碁石雅利[ゴイシマサトシ]
1955(昭和30)年生まれ。1982年、国学院大学大学院文学研究科博士課程後期満期退学。現在、聖徳大学短期大学部助教授。国学院大学・二松学舎大学講師
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