内容説明
『古代語研究―ことばとフォークロア』の続編。上代文学を中心に研究考察をすすめ、『記』『紀』『万葉』『風土記』を民俗学的視点から訓み解いた。
目次
第1部 古代文学試論―弓にまつわる文学(「氏」「名」についての調査;弓具名の「氏」「名」への関与)
第2部 古代歌謡物語の発生と伝播―「みやこ」と「ひな」と(『記・紀』と『常陸国風土記』との比較関連;大御葬の四歌―大津皇子歌謡物語の形成;大津皇子歌謡物語の形成とその展開)
第3部 古代文学と祈り―破魔・鎮魂と医療思想(老化の思想;古代文献に表れた老化と医療思想の史的変遷;古代の医療思想と天皇の御寿命;『紫式部日記』の出産・産養いに見られる医療思想;日本医療思想の源流とその展開)
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