新編伊勢物語

新編伊勢物語

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  • サイズ A5判/ページ数 223p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784273030513
  • NDC分類 913.32
  • Cコード C3093

内容説明

本書は、いっそう深く『伊勢物語』を読み、味わい、学ぶために、インターテクスチュアリティ(テクスト間テクスト性)という視点から、新たに編集したものである。第一部には、本文と脚注(関連本文など)を収め、脚注には、関連するテクスト群の本文、異文、表現などを掲げ、テクスト内部および他の歌物語や八代集などとの関連を指摘した。第二部には、各種の写本・版本の影印を収め、古注・新注の一部を掲出し、さらに諸資料・図版・参考文献などを収めた。

目次

1 伊勢物語を読む
2 伊勢物語を学ぶ(写本を読む;真名本を読む;古注を読む;新注を読む;写本を読む;古活字本を読む;版本を読む;校本・校異を読む ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

名無し

3
 伊勢物語の六十九段を読むと未だにドキドキしてしまう僕がいます。それほどこの六十九段に惹かれてしまう。  この話の中で斎王が歌った和歌『君や来し 我や行きけむ 思ほえず夢か現か 寝てか醒めてか』これも良いけれども、僕は古今集に入っている『世の中は 夢かうつつか うつつとも 夢とも知らず ありてなければ』(読み人知らず)も好きですね。春の夜に読むには良いかもしれません。2012/04/13

katasima

1
巻頭言によれば大学・短大の日本文学科の講義・演習のテキストとしての使用を想定して作られた本だという。ただ影印本でも校注本でもないので、そうした目的に使うには中途半端な感じはするのだが、歌が他のどの歌集にどんな形で載っているかを知るにはなかなか便利な本だと思う。

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