内容説明
源氏物語の根幹を成す王権ドラマの深層構造。光源氏は、光・闇の両部分を持ちながら、なぜ皇権をも超える王権性を発現せねばならなかったのか?「王権」という視点から源氏物語を読み解く著者が提示する、源氏物語論がここに展開する。
目次
第1編 紫式部の皇室秘史幻想への幻想―后妃・帝の御妻密通物語発想源考
第2編 深層の源氏物語
第3編 歴史の深層との冥合
源氏物語の根幹を成す王権ドラマの深層構造。光源氏は、光・闇の両部分を持ちながら、なぜ皇権をも超える王権性を発現せねばならなかったのか?「王権」という視点から源氏物語を読み解く著者が提示する、源氏物語論がここに展開する。
第1編 紫式部の皇室秘史幻想への幻想―后妃・帝の御妻密通物語発想源考
第2編 深層の源氏物語
第3編 歴史の深層との冥合