内容説明
民謡詩人・横瀬夜雨のひた向きな生きざまを、中山晋平とのコンビで一世を風靡した抒情詩人・野口雨情の世界を、詩の鑑賞をまじえながら描く―。
目次
第1章 新民謡の先蹤―お才(弱者への労わり;忌まわしき病;お才に対する評)
第2章 新民謡の樹立―枯れすすき(哀れの女;人買い船;雨情の資質;潮来;旅人はどこまで行った;後接する作品)
第3章 民謡の系譜―おどま勧進(自由民権;娼妓;篭の鳥;乞食;印刷局の女工;可憐児;生田春月)
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