目次
第1章 発生と伝承の諸相(枕詞の発生―名辞と意識;伝承の行方―枕詞の場合;地名起源譚と〈音〉―「訛」「誤」「改」をめぐって;国名の枕詞と伝承的背景)
第2章 伝承と様式の諸相(表現としての枕詞;古層の詩語―〈うた〉への課題;枕詞と道行きと;旋頭歌小考―うたうかたち)
第3章 枕詞各論(「葛類」考序説;「あをかづら」考―木妨已の訓みから;「ぬばたまの」考;「あかねさす」考;「あしひきの」考)
第4章 枕詞の周辺(ももつたふ―大津皇子と辞世歌;たまくしげ・つるぎたち―笠女郎の世界;朝日さす―霊異記の歌謡、下巻第38話を中心として;本草伝来史―万葉集との関係)
-
- 和書
- 杉山流三部書