内容説明
石川啄木は夭折したが、稀有の天才であった。本書は啄木の代表作である歌集『一握の砂』『悲しき玩具』詩集『呼子と口笛』の全文をおさめ、その背景をなす啄木２７年の生涯を格調高い文章で綴る。
目次
評伝石川啄木
歌集「一握の砂」
歌集「悲しき玩具」
詩集「呼子と口笛」
作品解説
石川啄木年譜
戦後における啄木研究の展望
近代文学文献調査法入門
歌集「一握の砂」「悲しき玩具」索引
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ixy828
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何となく図書館で見つけて。前からセンシティブな歌が印象が強く、どういう人となりなんだろうと思い、読んでみた。苦労が多く、夭逝した天才という印象だった。妻や鉄幹など周りの人に才能を信じられて助けられて、素晴らしい詩が生まれたことが分かった。2013/08/03
