国民文庫<br> 資本論 〈8〉 第3巻 第3分冊

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国民文庫
資本論 〈8〉 第3巻 第3分冊

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  • サイズ 文庫判/ページ数 489p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784272802586
  • NDC分類 331.6
  • Cコード C1133

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

roughfractus02

10
金融資本は競争が前提の資本主義社会では利潤率の傾向的低下の法則に対抗するために利子率を導入し、バーチャルな未来を資本主義に引き入れる。この脱領土化の運動が再領土化するのは大土地地主(広大な土地を所有し土地には住まない地主)の地代である。工業資本の分析に始まる本書は金融資本を経て農業資本に向かい、農業従事者と大地主の関係に利子率同様信用システムとしての地代の浸透を見る。一方農業には利子禁止とは異なる前資本主義的な歴史もある。ここから著者は、資本主義は歴史的で特殊な社会形態であるとし、来るべき社会を示唆する。2026/04/15

古川

2
第六篇は剰余価値説の農業への応用。またぞろ算数の宿題が始まってしまってイヤになるが、歴史的にはこの農業論は重要である。というのも、マルクス主義においては土地は生産手段、地主は資本家、借地農業者はプロレタリアであるために、マルクス主義を国是とする国では農民に土地の私有を認めることが出来ず、いきおい農地は国有化、その前段階としての集団化という流れにならざるを得ないからである。最終章である第七編ではなにか総まとめっぽい話が始まると思ったら途中で断絶している。エンゲルスによる補足も途中で打ち切られている。2014/10/06

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