内容説明
２０世紀後半を揺るがした世界史の回転軸ベトナム戦争のすべて。
目次
写真篇
歴史篇（舞台の設定〈１９４５～６０〉；特殊戦争とゲリラ〈１９６１～６５〉；全面戦争とテト攻勢〈１９６５～６８〉；戦場とテーブルでの戦い〈１９６９～７３〉；サイゴン解放〈１９７３～７５〉；「ベトナム後」のベトナム戦争〈１９７５～〉）
資料篇（ベトナム戦争における重要戦闘解説；ベトナム戦争と兵器；枯葉作戦の実態；ベトナム戦争統計資料；ベトナム戦争人物事典；ベトナム戦争と日本；ベトナム戦争と映画；ベトナム戦争と演劇；ベトナム戦争と音楽；ベトナム文学と解放戦争；アメリカ文学にあらわれたベトナム戦争；ベトナム戦争を描く日本の漫画；「ベトナムの子供を支援する会」の野外展；ベトナム戦争と日本・世界の教科書；ベトナム史概観；年表；文献目録；地図）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
東側ギャン
1
戦争よりも自分たちのイデオロギーばっか宣伝しててベトナム戦争のことがよくわからなかったぞ・・・2014/05/27
がんぞ
0
’88年１万２千円。図書館本。編集委員は秦正流・石川文洋・宇崎真・沢田昭夫・中村梧郎・吉田元生・古沢南。大月書店だけあって北ベトナム軍のみならずカンボジアの史上最悪の虐殺者を「解放軍」と呼んでいる（このジェノサイドを「大国によるインドシナ支配の歴史と干渉さえなければ起こりえなかったことかもしれない」とある。大国とはフランスかアメリカか、いや共産主義中国だろう）。序文に「ベトナムが…勝利したことは、積極的な意義を持っており、そのために捧げられたあらゆる努力は貴重なものであったとわれわれは考えている」とある。2011/09/19
