内容説明
フランスの国民的映画監督ポール・グリモーと『天井桟敷の人々』のジャック・プレヴェールのファンタジーが現代へ放つ警告。
目次
『王と鳥』監督ポール・グリモーの言葉
『王と鳥』あらすじ
『王と鳥』と日本人の特別な関係(叶精二)
登場人物の寓意タキカルディ王国にしないために(藤本一勇)初めて人間の内面を描いたアニメーション(大塚康生)
考えを触発してくれる映画『王と鳥』(高畑勲)
著者等紹介
高畑勲[タカハタイサオ]
1935年生まれ。アニメーション映画監督。59年東映動画に入社し、映画『太陽の王子ホルスの大冒険』(68)を演出(監督)。以降、日本アニメーションでテレビシリーズ『アルプスの少女ハイジ』(74)、『母をたずねて三千里』(76)、『赤毛のアン』(79)を演出(監督)、映画『じゃりン子チエ』(81)『セロ弾きのゴーシュ』(82)、『柳川堀割物語』(87/ドキュメンタリー)、『火垂るの墓』(88)、『おもひでぽろぽろ』(91)、『平成狸合戦ぽんぽこ』(94)、『ホーホケキョとなりの山田くん』(99)を監督
大塚康生[オオツカヤスオ]
1931年生まれ。アニメーター。東映動画で『白蛇伝』(58)、『わんぱく王子の大蛇退治』(63)などの原画を担当。『太陽の王子ホルスの大冒険』(68)で作画監督を務めた後、東京ムービーを拠点に、テレビシリーズ『ムーミン』(69)、『ルパン三世』(71)、『未来少年コナン』(78)、映画『ルパン三世カリオストロの城』(79)、『じゃりン子チエ』(81)の作画監督を歴任。現在はテレコム・アニメーションフィルムで技術顧問を務め、国内外のスタジオや専門学校で後進の指導にあたる
叶精二[カノウセイジ]
1965年生まれ。映像研究家・亜細亜大学講師
藤本一勇[フジモトカズイサ]
1966年生まれ。早稲田大学文学学術院助教授・フランス哲学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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