上海日本人居留民社会の形成と展開―日本資本の進出と経済団体

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  • サイズ A5判/ページ数 576p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784272521159
  • NDC分類 222.21
  • Cコード C0021

目次

序章 戦前期上海における日本人進出と居留民社会の構成
第1部 日露戦後から第一次大戦期の日本人進出と居留民社会の構造(上海日本人実業協会と居留民社会;上海日本人実業協会役員層の分析―第一次大戦期在外経済活動の担い手とその社会的位置;第一次大戦期における上海日本人居留民社会の構成と「土着派」中堅層)
第2部 第一次大戦後から日中全面戦争までの日本資本の上海進出と中国民族運動(5.30事件と上海在留日本資本の対応―上海日本商業会議所を中心に;満州事変期における上海在留日本資本と排日運動―上海日本商工会議所を中心に;戦前期上海における日本人居留民社会と排外主義1916~1942―『支那在留邦人人名録』の分析を通して)
第3部 日中戦争・アジア太平洋戦争下の日本人居留民社会の変容(日中戦争期における上海日本商工会議所―ネットワークの再編と限界;日本占領下の上海日本商工会議所;アジア太平洋戦争期における上海日本人居留民社会―日本人居留民と華人社会;日本の上海租界占領と華人食米問題―上海租界接収の一考察;上海における日本人居留民の引揚げと留用)

著者等紹介

山村睦夫[ヤマムラムツオ]
1946年東京立川市郊外で生まれる。1968年早稲田大学法学部卒業。1978年早稲田大学大学院商学研究科博士課程単位取得満期退学。旭川大学経済学部専任講師。1980年旭川大学経済学部助教授。1987年和光大学経済学部経済学科助教授。1991年和光大学経済学部経営学科教授。2004年和光大学経済経営学部経営メディア学科教授。2011年和光大学名誉教授。所属学会、社会経済史学会、土地制度史学会、経営史学会、歴史学研究会、日本植民地研究会、日本上海研究会。病と闘いながらも、上海における日本人居留民社会の重層的構成と展開過程を4期に分けて詳細な分析を行い、日本帝国主義研究の実証的理論的深化を目指していた。2017年2月の資料調査後に倒れ、同年8月、71歳で病没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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BLACK無糖好き

18
著者の研究テーマは綿糸紡績業からスタートし、中国市場での日本企業の分析へと広がり、上海における日系企業と進出日本人からなる居留民社会の構成へと発展していったそうだ。本書は日清修好条規から戦後の引揚げまでを通して、上海での日本の在華紡・財閥系企業、零細商工業者等の職種・産業構成や、「会社派」、「土着派」等の居留民社会諸階層の特徴も考察し、帝国主義の社会基盤の究明を試みた実証研究の成果物。◇著者は闘病の末、執筆途上にて他界したとのこと。周囲の研究者によって本書が形になった。ズッシリとした重みを感じる。2021/03/08

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