靖国の子―教科書・子どもの本に見る靖国神社

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靖国の子―教科書・子どもの本に見る靖国神社

  • 山中 恒【著】
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 大月書店(2014/12発売)
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  • サイズ A5判/ページ数 8,15/高さ 22cm
  • 商品コード 9784272521050
  • NDC分類 175.1
  • Cコード C0021

出版社内容情報

戦没し靖国神社の神とされた将兵の子弟「靖国の子」。絵本、雑誌、綴方、詩、歌、教科書を基に「靖国の子」を育てた教育・文化を問う

「靖国の子」とは戦没して靖国神社の神とされた将兵の子弟であり、最も戦う少国民としての役割を負った子どもたちである。絵本、雑誌、写真、綴方、詩、歌、教科書など豊富な資料を基に、「靖国の子」を育てた教育・文化を問う。

はじめに~「靖国の子」とは
 ?T 絵本・雑誌の靖国記事
 ?U 靖国の子の写真
 ?V 靖国の子の綴り方
 ?W 教科書の靖国神社
 ?X 少国民詩・靖国の神
 ?Y うたわれた靖国神社
 ?Z 物語・靖国の子
 ?[ 児童書の中の靖国
 ?\ 国体の精華・靖国神社
 ?] 日清戦争の英雄
 ?]?T 日露戦争の英雄
 靖国神社の戦後~あとがきにかえて

【著者紹介】
1931年生。児童読物作家、ノンフィクション作家。『山中恒児童よみもの選集』で巌谷小波文芸賞、児童文化に対する貢献によりエクソン・モービル児童文化賞受賞。戦中から戦後の学校教育を膨大な資料に基づいて『ボクラ少国民』(1974)にまとめる。他に『新聞は戦争を美化せよ!戦時国家情報機構史』(小学館、2001)、『アジア・太平洋戦争史』(岩波書店、2005)、『戦時児童文学論』(大月書店、2010)、『少国民戦争文化史』(辺境社、2013)など。

内容説明

絵本、雑誌、写真、綴方、詩、歌、教科書など豊富な資料を基に靖国を問う。

目次

1 絵本・雑誌の靖国記事
2 靖国の子の写真
3 靖国の子の綴り方
4 教科書の靖国神社
5 少国民詩・靖国の神
6 うたわれた靖国神社
7 物語・靖国の子
8 児童書の中の靖国
9 国体の精華・靖国神社
10 日清戦争の英雄
11 日露戦争の英雄

著者等紹介

山中恒[ヤマナカヒサシ]
1931年北海道小樽市生まれ。児童読み物・ノンフィクション作家。1960年『赤毛のポチ』で日本児童文学者協会新人賞、1974年『三人泣きばやし』で第21回産経児童出版文化賞、1978年『山中恒児童よみもの選集』で第1回巌谷小波文芸賞、1993年『とんでろじいちゃん』で第31回野間児童文芸賞、2003年第38回エクソンモービル児童文化賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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むっち

4
山中恒さんは子ども時代から割と好きで、物語を楽しんでましたが、その頃は「僕が僕であること」とか「飛べたらほんこ」とかテレビドラマになったので読むことも多かった。映画「転校生」の原作となった「おれがあいつであいつがおれで」(うろ覚え?)では男女入れ替わりの視点から人間を考えさせたりする児童小説で楽しいだけでなく、物事の本質を見つめろという深い洞察のヒントを与えてくれる人だなとだんだん気づいてきたのですが、大人になってから、「間違いだらけの少年Hとか、この本だとか、山中さん自身が子ども時代に天皇制の下で何の疑2015/05/07

ソノダケン

3
靖国神社は平和を祈る施設ではない。「軍神(いくさがみ)」となった戦死者を称え、「次は私もあなたがたをお手本にして立派に死にます」と誓う場だ。本書はそんな靖国原理主義をいかに子供にまで強制したかを語る。靖国に祀られることは日本男児の本懐、畏くも天皇陛下直々御参拝あそばされるのだから、これ以上の光栄はまたとない。遺族は感謝して当然で、悲しみを公の場で表すなどもってのほか。抑圧されまくり、おそろしく卑屈な土人の歴史がここに。2015/01/23

このみ

1
「「靖国の子」というのは、戦没して「靖国神社の神」とされた将兵の遺族の子弟のこと」とのこと。山中恒氏が児童向け以外に戦中の書物をたくさん書かれていることに驚きつつ読む。多くの資料から戦中の少国民を取り囲む空気が伝わる。山梨県の八巻少年の写真が印象的。彼の引き結んだ口元と堪えるような目元が70有余年を経て伝えるものを考えたいと思う。添書「父は戦死し母も亡いこの孤児が(略)靖国神社に祀られた父に会うために上京(略)靖国神社参拝の記念品をしっかりと握り春男君は感涙にむせぶ」はたしてそれは感涙だったのだらうか。2015/10/16

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