内容説明
日本の「現在」をかたちづくった時期の国際関係、保守政党、財界、労働界および一般国民の意識と動態を分析し、現在につながる源流をさぐる。
目次
戦後体制の形成(雨宮昭一)
アメリカの占領政策と国際関係(五十嵐武士)
1950年代前半における財界の位置(青木哲夫)
「自主自立」体制と内政機構の確立(平野孝)
社会党の講和政策とその形成過程―片山内閣から所謂「平和三原則」決定までを中心として(荒敬)
民同運動とナショナル・センターの再編(高橋彦博)
研究ノート 民主党の結成―民主化期における保守政党の再編成(伊藤悟)
資料紹介 占領軍への投書にみる占領末期の日本(岡本公二;塚原哲也)