内容説明
戦局の悪化とともに、日本本土は激しい空襲や砲撃にさらされる。「銃後」の人々を襲った恐怖。奪われた無数の小さな命。そして、今も癒えない傷―。60人以上の戦争体験者の証言。
目次
1(試練に耐えた「少軍隊」―宮城・学童集団疎開の記録;海に沈んだ学友たち―沖縄・対馬丸)
2(封印された大震災―愛知・半田;禁じられた避難―青森市)
3(戦場になると噂された町―茨城・勝田;B29墜落“敵兵”と遭遇した村―熊本・阿蘇;爆撃された教室―大分・保戸島)
著者等紹介
吉田裕[ヨシダユタカ]
1954年、埼玉県生まれ。一橋大学大学院社会学研究科教授
一ノ瀬俊也[イチノセトシヤ]
1971年、福岡県生まれ。埼玉大学教養学部准教授
佐々木啓[ササキケイ]
1978年、埼玉県生まれ。茨城大学人文学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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