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内容説明
冒険者たちは、財宝と香料をもとめ未知の大海原へ帆をすすめる。
目次
1 15世紀の海(中国とアフリカの出会い;地中海の王者オスマン‐トルコ;修正された世界地図)
2 商船と宣教師たち(香料の島へ;インディオの征服者;ザビエルの道)
3 16世紀の地球の上で(織田信長と宣教師たち;西洋を見た日本の少年たち;秀吉とキリシタン禁制)
4 鎖国前夜の日本と世界(秀吉とアジア;日本とオランダの交流;太平洋と大西洋を往復した日本人)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yoshika Komatsu
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■この巻は「大航海時代」が中心。ヴァスコ・ダ・ガマ、フランシス・ドレークなど、コーエーの同名ゲームを思い出してニヤリとする。 ■欧州各国の植民地侵略と現地での勢力争いについての理解が深まる。 ■毎度の朝鮮半島史の記述は李舜臣ぐらいで、この巻では少な目。 ■イエズス会が、日本人を使った中国信略を企図していたことを批判的に記述しつつも、後半の徳川幕府の鎖国や天草四郎の乱については、キリシタン住民の目線で権力者批判。…どこまでいってもこのシリーズは階級闘争史観が根幹にあるんだな。2021/06/23