人間形成論の視野

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  • サイズ A5判/ページ数 235p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784272411559
  • NDC分類 371
  • Cコード C3037

内容説明

人間形成と教育の事実を歴史的・社会的文脈にひき据え、人々の営みの深部に分け入りながらその意味を問いかえすとともに、“形成と教育”の新たな理論的構成を提起する。

目次

1 人間形成の理論(“教育”という人間形成―人間形成過程論(1)
“保育”という人間形成―人間形成過程論(2) ほか)
2 人間形成の社会史(家と村の人間形成史―草莽の国学者・宮負定雄論ノート;労働社会と学校の関係史―労働者家族にとっての“教育”の経験)
3 人間形成の社会学(六・三・三制の再編と「階層化した競争」の誕生―一九九〇年代以降の階層二極化と人間形成の課題;現代社会におけるアイデンティティと親密性の問題、そして学校)

著者等紹介

中内敏夫[ナカウチトシオ]
1930年生まれ。一橋大学名誉教授。専攻は、教育評価論・人間形成の社会史

小野征夫[オノマサオ]
1943年生まれ。中京大学社会学部教授。専攻は、社会教育学
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆう。

12
2004年初版。この本では、「教育」概念を、人間形成全過程のうち、伝達と育成の分野に限定して論じたものです。そして、「教育」とよばれるべき人づくりの過程、そこで結ばれる関係、関係のつくりあげる家族、地域、自治体、国家、国際社会など集団の管理や行財政などの各分野の奥行きをさぐるものだと述べられ、そうした方途いよる人間形成論・人間形成史です。難しい本でした。2014/11/29

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