内容説明
人間形成と教育の事実を歴史的・社会的文脈にひき据え、人々の営みの深部に分け入りながらその意味を問いかえすとともに、“形成と教育”の新たな理論的構成を提起する。
目次
1 人間形成の理論(“教育”という人間形成―人間形成過程論(1)
“保育”という人間形成―人間形成過程論(2) ほか)
2 人間形成の社会史(家と村の人間形成史―草莽の国学者・宮負定雄論ノート;労働社会と学校の関係史―労働者家族にとっての“教育”の経験)
3 人間形成の社会学(六・三・三制の再編と「階層化した競争」の誕生―一九九〇年代以降の階層二極化と人間形成の課題;現代社会におけるアイデンティティと親密性の問題、そして学校)
著者等紹介
中内敏夫[ナカウチトシオ]
1930年生まれ。一橋大学名誉教授。専攻は、教育評価論・人間形成の社会史
小野征夫[オノマサオ]
1943年生まれ。中京大学社会学部教授。専攻は、社会教育学
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