内容説明
障害のあるすべての人びとが民主主義の光輝く社会の創造的な主人公に。21世紀をひらく人間教育論。
目次
第1部 日本国憲法第二六条を生かすたたかい(民主主義と教育の光輝く主人公として―障害による就学免除を九九.九九%少なくすることに成功!;長く厳しい暗闇に訪れた夜明け;それでも民主主義は訪れなかった;全員就学運動などの前進―「私は障害児の母です。しかし不就学児の母にはなりません。」)
第2部 日本国憲法第二七条・第二八条を生かすために(二一世紀の教育課題とそれにつづくもの;ここにはまだ民主主義は訪れていない;差別の禁止を;障害のある人びとを迎える新しい分野)
著者等紹介
田中昌人[タナカマサト]
1932年東京生。京都大学教育学部卒。京都大学名誉教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆう。
21
障害者(児)が社会的にどのような扱いを受けてきたのか、戦前から21世紀までの問題を広く知ることができます。また、21世紀の障害者(児)福祉のあり方を考えることができます。著者は民主主義教育を障害児も受け、発達を保障していく重要性を指摘するとともに、憲法27条、28条を活かし、労働権を確立していくことの重要性を指摘します。また、ノーマライゼーションの理念は、社会問題を解決していくことと深く結びついていることも学べます。田中先生の発達論には様々な意見がありますが、この本は広く障害者(児)問題を学べ良書です。2015/02/03
-
- 電子書籍
- サーシャちゃんとクラスメイトオタクくん…
-
- 電子書籍
- 平凡な令嬢 エリス・ラースの日常 分冊…
-
- 電子書籍
- 婚姻届に判を捺しただけですが 分冊版(…
-
- 電子書籍
- TVガイドVOICE STARS Da…