内容説明
中教審「答申」の問題点を現行法と対比しながら全面的に検討し、改悪を許さないためにどう対応すべきかを示す緊急出版。
目次
1 今、学校で(新学習指導要領の実施と学校週五日制によって子どもたちの生活は過密になる一方、学力低下も問題になっていますが、教育基本法「改正」でこの問題はどうなるのでしょうか。;いま学校で、いじめや不登校、「学級崩壊」などが問題になっていますが、これは教育基本法が時代遅れになったからなのですか。この問題に教育基本法「改正」はどう対処しようとしているのですか。 ほか)
2 子どもの声、親の声から(私の子どもは小学校六年から学校に行っていませんが、学校に行かなければいけないのですか。このことと教育基本法とは関係がありますか。;ぼくのクラスでは、道徳の時間に『心のノート』を書かせていますが、どうしてこれを全員に配ることになったのですか。 ほか)
3 教育基本法の内容(教育基本法には、なぜ前文がついているのですか。;教育基本法第一条の「教育の目的」と第二条の「教育の方針」にはどんなことが書いてあるのですか。とくに大事な点は何ですか。 ほか)
4 教育基本法制定の経緯と歴史(教育基本法はなぜつくられたのですか。それは憲法の制定と関係がありますか。;戦前の教育勅語を中心とする教育では、どんな教育が行われましたか。 ほか)
5 教育基本法「改正」の動きとその背景(「答申」では「グローバル化」「大競争の時代」などの言葉がでてきます。そのなかで「二一世紀を切り拓く心豊かでたくましい日本人」を育成することが教育の目的とされていますが、なぜこのようなことがいわれるのですか。そのために教育基本法「改正」が必要なのですか。;「答申」では一人ひとりの自己実現と創造性の涵養が強調されていますが、これはいいことではないでしょうか。この点は教育基本法ではどのように定められているのですか。 ほか)
著者等紹介
堀尾輝久[ホリオテルヒサ]
東京大学名誉教授、民主教育研究所代表
浪本勝年[ナミモトカツトシ]
立正大学教授
石山久男[イシヤマヒサオ]
歴史教育者協議会副委員長
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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