学校選択の自由化をどう考えるか

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  • サイズ A5判/ページ数 127p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784272411252
  • NDC分類 373.1
  • Cコード C0037

内容説明

「学校選択の自由化」とは何か。最低限論ずべき課題を明らかにする。

目次

第1章 学校選択の自由化政策の論点(基本的観点の確立;学区制度の歴史的経過とその意義、制度上の課題;学校選択の自由化の論点;学校教育への参加と率直な討論を呼びかける)
第2章 市場主義でなく市民主義の教育改革を
第3章 日本型学校選択制はどうはじまっているか―東京・足立区三年間の「大幅弾力化」に関する調査から考える

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

katoyann

18
学校選択の自由化の是非について論じた論文集。学区制が明治時代の学制公布以来の伝統を持ち、「国家権力によって思想的支配の社会単位を確立する装置とされてきた最も基本的な教育行政事務」(池上論文21頁)というのは初めて知った。つまり、明治時代から現代まで、教育を国家が統制する仕組みが引き継がれているというわけである。だから学校選択制の要求には、親と子どもの意思を反映するという意味で民主主義的な性格があるとしつつ、全般的には学校間の序列と格差を拡大する恐れがあるため、学校選択の自由化には反対という論調である。ふむ2022/03/22

うりぼう

1
教師の自由、教えることの自由を進めないと学校が選択できても意味がない。2008/03/21

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