出版社内容情報
主人公のピーターはダウン症のある男の子。なぜダウン症になるのか、どんな病気になりやすいかなどの知識とともに、本人が好きなことや興味をいかした家や学校での生活の工夫も描く。当事者の取材に基づく障害理解の絵本。
著者等紹介
シュー,マリ[シュー,マリ] [Schuh,Mari]
児童書や雑誌のライター。幼いころ台所で、シリアルの箱に書かれた字を読むのが好きだった少女マリは、数多くの低学年向けノンフィクションのライターになりました。一冊一冊の本が、子どもたちが世界について学ぶ手助けになればと願っています
ムニョス,イザベル[ムニョス,イザベル] [Mu〓oz,Isabel]
イラストレーター。イザベルの夢は絵を描く仕事をすることでした。そして現在、何冊もの絵本の絵を描くイラストレーターになりました。スペイン北部の緑に囲まれた、小さなかわいい町のスタジオで仕事をしています
上田勢子[ウエダセイコ]
翻訳者。東京生まれ
奥住秀之[オクズミヒデユキ]
1967年生まれ。東北大学大学院博士課程退学。博士(教育学)。専門は発達障害学、特別支援教育学。現在、東京学芸大学教育学部特別支援科学講座教授・学長補佐。日本発達障害学会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ヒラP@ehon.gohon
19
この絵本を読んで、ダウン症の子も様々だと思います。 とても、元気で前向きな姿勢のピーターを微笑ましく思いました。 ただ、ピーターが養子であることがさり気なく書かれていて、ちょっと背景事情を想像してしまいました。 何よりもバリアフリーの人間関係が重要だと思いますが、様々な不得手も理解していないといけないでしょう。 この本は、軽度の障害ということで理解したいと思いました。2023/07/13
nago
2
「障害があってもいっしょだよ!」6巻のうちの一つ。5分ほどの絵本で、どういう障害なのかを知ることが、知ってもらうことができる。2022/12/24